【FM802×Meets ヘビロな店と人〜ヘビロ中のあの人をFM802で捕まえた】Rei編
2019年、FM802が開局30周年を迎える。そこでFM802がブレイク前に毎日1か月間楽曲をOAするヘビーローテーションアーティストを毎月雑誌Meetsがオススメするヘビロのお店でFM802DJがインタビューするという企画がスタート。今回は2018年11月のヘビーローテーションアーティストRei。1stAlbum『REI』収録曲「Silver Shoes」がFM802のヘビーローテーションに選ばれたRei。FM802 DJの竹内琢也と朝ごはんを共にしながら、話をしていく事に。「Silver Shoes」のテーマである幸せについて、竹内がReiに質問をしていると、逆にReiが同じ質問を竹内にするという事態に発展。この流れで対談インタビューは、一気に前半とは全く違う雰囲気になった。Rei本人も文中で話しているが、誠に興味深い内容となったので、是非とも読んで頂きたい。
―ー今日は朝ごはんというテーマでお店が選ばれていますが、おふたりの普段の朝ごはんは、どんな感じでしょうか?
竹内:食べないんですよ。朝の番組をやっているので、3時起きで7時に終わるんですね。不規則な生活というのもありますし、基本は夜にしっかりと食べることを心がけてます。
Rei:私は、なるべく決まった時間に起きて、決まったものを食べています。サラダとか蒟蒻とかとかササミとかですかね。
竹内:凄くヘルシーですね!
Rei:基本的に野菜を食べる事が多いんです。好きなものは、自分へのご褒美の時に食べますね。歌も歌いますし、色々と撮影もあったりするので、食事には気を遣っています。
竹内:食事で何か影響が出たりしますか?
Rei:食べるとリラックススイッチが入るので、すぐ眠たくなります(笑)。
竹内:一緒です(笑)。ご褒美の時は、どんなものを食べられるのですか?
Rei:ブルーチーズとかですかね。後は、コーヒーを挽いて飲みます。
竹内:僕、こないだモンゴルへ行ったんですけど、羊のチーズとか美味しかったですね。
Rei:行動力が凄いですね!
竹内:後、ピータンもお好きなんですよね?
Rei:はい(笑)。ひとくせあるもが好きなんです。外食はされるんですか?
竹内:よく京橋で外食をしますね。そんなにお酒強い方ではないのですが、ビールはあまり呑まないようにして、ハイボールと焼酎を呑んでますね。僕、高知出身なんですけど、鰹のたたきが好きなんですけど、あまり食べられるところが、こっちにはなくて。
Rei:本場の鰹は食べてみたいです。
竹内:大阪来られたら、行く場所とかありますか?
Rei:関西にはかつて住んでいたんですが、時間を音楽に費やしていたので、友達とどこかに行ったというような想い出は、あまり無いんですよ。大人になった今、色々知りたいなとは思っています。
竹内:こちらに住まわれていた頃は、よくFM802を聴かれていたんですよね?!
Rei:今でもヘビーリスナーなんですよ。マーキーさんは声に慣れ親しんでいたので、お逢い出来た時は嬉しかったですね。ゴッドファーザーみたいな方ですよね!
竹内:そうですね(笑)。僕も可愛がって頂いています!
ー―昔から聴いていたラジオ局のヘビーローテーションに選ばれるのって、素敵ですよね。
Rei:光栄ですね。私自身も新しいアーティストをヘビーローテーションで教えてもらってましたので。
竹内:ヘビーローテーションに選ばれた「Silver Shoes」は、幸せがテーマですよね。
Rei:私自身が今一度向かい合いたいテーマだったんです。幸せって生きるヒントというか、願いの象徴だし、道標だし、そこに向かって、ポジティブに生きていけたらいいなと。一生懸命今を生きてる私たちの為に作りたかったんです。
竹内:1st Mini Album『BLU』(2015年2月発表)、2nd Mini Album『UNO』(2015年11月発表)、3rd Mini Album『ORB』(2016年9月発表)と3部作があって、今回の1st Album『REI』は完結作みたいな感じがありますよね。
Rei:はい、『BLU』の頃からセルフタイトルの『REI』という終着点を見据えて作ってきたんです。
竹内:なるほど、そうなんですね。あの、どういう時に幸せを感じられたりしますか?
Rei:みんなが笑ってくれている時ですね。
竹内:ステージでですか??
Rei:う~ん……、ステージでと、作品を作れた時ですね。『Rei』というチームで、世に放たれる感じがありますから。
Rei:逆に、どういう時に幸せを感じられますか?
竹内:自分が聴かれると困る質問ですね(苦笑)。う~ん……、例えば旅に行っている時とか、喋っている時とかは幸せですね。
Rei:難しい質問ですよね。実は、さっきステージについて聴かれて、一瞬止まったのは、私にとってステージは戦場なんです。勝利を勝ち取りたいところというか。だから、悔しくて泣く事も、しばしばありますし……。
竹内:わぁ、そうなんですね。僕にとってステージというのは、そういう感覚とは違いますね。それは悪いとこかも知れませんが……。週に5日生放送があると、その感覚でやっていると持たないというか。まぁ、31という歳も関係しているかもですが。
Rei:私は25歳なんですが、先輩方が要領良くお仕事をされている姿を観て、そういう風に自分も上手にタイムマネージメントをしたいなとも思うんです。でも、芸術だから感情を激しく揺さぶられる事もありますし、それはしんどいんですけど、どうしても敏感に受け止めてしまいますし……。そういう葛藤はありますね。
竹内:絶対に感情的に激しく揺さぶられる方が良いと思います。僕は、そういう人が作られる音楽に興味がありますし、好きですから。
Rei:ありがとうございます。普段のラジオで、どこまで自分の意思を含めますか?
竹内:僕は選曲と構成もしているので、そこにメッセージ、意思が含まれていると思うんです。
Rei:ラジオを聴いていて、ニュートラルな方だなと思っていたんです。だから、とても聴きやすいんですよ。
竹内:よく、そう言われますね。自分の話に、人はあまり興味ないと思っているので。選曲と構成に全てを込められていますし。
Rei:それは興味深い話ですね!
竹内:音楽は大好きですけど、喋るのは好きじゃないので(笑)。
Rei:(笑)。喋るの好きじゃないのに、今こんなに喋っておられるじゃないですか?! 喋る原動力は何になるんですか?!
竹内:特に無いですよ(笑)。
Rei:不思議ですね(笑)。でも、音楽を紹介するという選曲と構成に全て気持ちを込められているとは発見です。
竹内:僕が必要以上に喋らなくても、曲が勝手に跳ねていくと思っているので。
Rei:そうですよね。私もステージでのMCが苦手なんですけど、音楽でわかってもらえると思って、ライブをやっていますから。今日は本当に興味深い話まで出来て、とても楽しかったです!
竹内:こちらこそです。ありがとうございました!
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2月号
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https://www.lmagazine.jp/meets/
【FM802 DJ 竹内琢也】
10代の時にアジア、アフリカ、ヨーロッパ、中南米を旅し、 帰国後ワールドミュージックを紹介する番組で キャリアをスタート。 大学在学中にFM802「FUNKY JAMS 802」でデビュー。 ノラジョーンズ、ベック、ロード、クリーンバンディット、ザララーソン、イヤーズ&イヤーズなど海外ビッグアーティストへのインタビューも多数経験。フジロックフェスティバルやサマーソニックなどでのバックヤードインタビューや夏びらきMusic FestivalでのMC、Rokko Sun MusicでのクロージングDJなどフェスシーンでも活躍している。 選曲、構成、ミキシングを手がけるワンマンスタイルの経験も豊富。
取材・文=鈴木淳史 撮影=渡邉一生
イベント情報
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