長野博、髙木雄也が大地真央を愛し支える男たちを演じる 舞台『クイーン・エリザベス -輝ける王冠と秘められし愛-』の上演が決定
(左から)大地真央、髙木雄也、西岡德馬、長野博
2019年5月5日(日)~26日(日)日生劇場にて、新作舞台『クイーン・エリザベス -輝ける王冠と秘められし愛-』が上演されることが決定した。大地真央を主演に迎え、共演には髙木雄也、西岡德馬、長野博が出演する。
本公演の脚本は『マリー・アントワネット』や『カエサル』など、大劇場での歴史劇で人物と時代を生き生きと描いてきた齋藤雅文が書き下ろし、演出は、『ガブリエル・シャネル』や『紫式部ものがたり』で大地の魅力を存分に引き出してきた新国立劇場の前芸術監督・宮田慶子が務める。
物語の舞台は16世紀。主人公となるのは、姉のメアリー1世が死去し、まだ弱小だったイングランド王国の女王を引き継いだエリザベス1世。生涯結婚しなかったことからヴァージン・クイーンと呼ばれ、当時帝国を築き上げていたスペインの無敵艦隊を破るなど、その名は後にイギリス黄金時代の名女王と崇められるほどになった女性だ。葛藤の中、政治に捧げた彼女の生涯を、これまでのエリザベス像とは異なる切り口で描き、女優としての円熟期を迎えた大地が演じ切る。また、フランス王妃マリー・アントワネットを演じて以来、この作品で大地は13年ぶりに女王役を演じることでも注目の公演だ。
そして、エリザベスに慕われた寵臣、レスター伯に『TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星』(2017)以来2年ぶりの舞台出演となる長野博が、また、レスター伯亡き後、彼女の心を埋める若きエセックス伯に、『薔薇と白鳥』(18)でストレートプレイ初挑戦、初主演を経験した髙木雄也の出演が決定。大地とは二人とも本作が初共演となる。さらに、即位したエリザベスを初期から支え続けるウィリアム・セシル国務長官を、ベテラン実力派俳優の西岡德馬が演じる。
心を寄せる男性がありつつも、あえて非婚の女性として生き、熾烈な権力争いの中を男たちに頼らず民のために生き抜こうとしたエリザベス一世。英国史を彩った彼女の愛と葛藤の物語を、豪華出演陣が集結してお届けする。
王位を巡る熾烈な争いに巻き込まれながら即位した女王エリザベス。父の代からエリザベスを見守り、今は国務長官として彼女の片腕となっているウィリアム・セシルの助けもあり、エリザベスは次第に女王としてその政治的手腕をふるっていく。周囲から国を守る為に政略結婚を迫られる中、エリザベスは、自分は国と結婚したのだと宣言し、未婚のまま王として生きると決意する。
そんな中、彼女の心の支えとなっていたのは側近のレスター伯であった。しかし同時に妻のある臣下との許されない恋はエリザベスを苦しめる。一方、大国スペインの侵攻計画や、女王暗殺の陰謀が判明するなど、国を取り巻く状況は油断のならないものだった。遂に来襲したスペインの無敵艦隊に対し、甲冑を身に着け野営地の兵たちを鼓舞したエリザベスは、国を守ることには成功するが、最愛のレスター伯を失ってしまう。その心の隙間を埋めたのは、若く魅力あふれるエセックス伯だった。しかし、政治を操ることが得意でなかった彼は不満分子に祭り上げられ、謀反の罪で捕らえられてしまう……。
宮田慶子(演出)コメント
16世紀、大英帝国の礎を作ったエリザベス1世……。すべては「女」として生まれたことから始まったと言える、その数奇で孤独な運命を果敢に生き抜いた「エリザベス」を、「人間・エリザベス」として齋藤雅文さんが描き出してくださいます。そして、壮大な歴史の流れに生きる“生身の女性”としてのエリザベスを演じる大地真央さんに、今からワクワクしています。強く、賢く、愛おしく、吹きすさぶ風に向かってすっくと立つエリザベスを夢見ています。そしてエリザベスの人生に大きな影響を与える二人の男性を長野さん、髙木さんという魅力的なお二人が演じてくださいます。初めてご一緒するお二人とのお仕事もとても楽しみです。
大地真央(エリザベス役)コメント
新元号になって最初の舞台。この歴史の節目に、世界史に残る、偉大でスケールの大きい、波乱万丈を絵に描いたような君主の役を演じられる幸せに感謝し、幸福と絶望、孤独と愛に満ち溢れながら、生涯独身を貫いた勇敢な一人の女性として、新しいエリザベス1世を創り上げたいと思っております。
長野 博(レスター伯役)コメント
今回、舞台『クイーン・エリザベス】でエリザベスの幼馴染であり側近、人生に深く関わったレスター伯役を演じさせていただくことを大変嬉しく思っています。大地真央さん演じるエリザベスに寄り添いながらも、初めて共演させていただく楽しみも感じていけたらと思っています。
髙木雄也(エセックス伯役)コメント
舞台『クイーン・エリザベス』の舞台に立つ事が決まりました。大地真央さんそして事務所の先輩でもある長野さんと一緒にステージに立てる事を光栄に思います。一緒にステージに立たせていただくからには、遠慮せずにガンガン自分なりに攻めて先輩方から沢山学びながら、クイーン・エリザベスの世界に入り込み楽しみたいです。
僕的には平成から元号が変わって1発目の仕事なので、新しい元号の時代にグループ名のHey! Say! JUMPという言葉を皆様の目に沢山触れていけるように頑張ります!