劇団☆A・P・B-Tokyo、15周年記念第二弾は寺山修司「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

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2015.11.13
「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

寺山修司生誕80周年記念

2015年、劇団☆A・P・B-Tokyoが結成15周年を迎えた。節目の年を記念して、6月に「人力飛行機ソロモン」を上演したが、今月第二弾として、寺山修司の「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」を上演する。

寺山修司は今年、生誕80周年を迎えた。これを記念して全国各地で舞台・映画・展覧会など関連イベントが催されているが、劇団☆A・P・B-Tokyoはこの一連の動きに乗ったわけではなく、劇団結成当初から、「さらば、映画よ!」「身毒丸」「狂人教育」「田園に死す」「青ひげ公の城」「毛皮のマリー」など数多くの寺山作品を上演している、いわば寺山修司のプロともいえる劇団だ。

今回上演する「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」は、演劇×映像×ロックが展開する、衝撃の感動作。

本作について、寺山は、「希望はすこぶる嘘つきであるが、とにかくわれわれを、楽しい小道を経て人生の終りまで連れていってくれる。少年時代ぼくはロビンソン・クルーソーの漂流記を愛読した。無人島こそ瞑想の機会!ロビンソン・クルーソーのように生きることは可能か?・・・もしも世界の終りが明日だとしてもぼくは林檎の種をまくだろう!」と言葉を残している。

「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

演出は、高野美由紀。出演は、高野のほか、保村大和、中村天誅ほか。

時代を超越して今なお疾走し続ける天才劇詩人・寺山修司が、下北沢の地に帰ってくる!劇団☆A・P・B-Tokyoの15周年の宴にぜひ足を運んでほしい。

公演情報

劇団☆A・P・B-Tokyo「醒めて歌え・青少年のための無人島入門」

■日程:2015年11月26日(木)~30日(月)
会場:下北沢OFF・OFFシアター劇団名 劇団☆A・P・B-Tokyo
作:寺山修司
演出:高野美由紀
出演:高野美由紀、保村大和、中村天誅、辻真梨乃、 飯塚美花、浅野伸幸  他
※公演出演者・ゲストによるアフタートーク有り。
スペシャルゲスト:26日(木)土田英生(劇団MONO主宰/劇作家)、27日(金)萩原朔美(元天井桟敷/多摩美術大学教授)他
■公式サイト:http://www.apbtokyo.com/ 

 

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