HYDEが「デビル メイ クライ」愛を熱弁、森川智之と石川界人にキメ台詞リクエスト

ニュース
音楽
アニメ/ゲーム
2019.3.8
HYDE

HYDE

HYDEが昨日3月7日に東京都内で行われたカプコンのアクションゲーム「デビル メイ クライ 5」の発売記念イベント「SSS Devil Night」の第2部に出演した。

「デビル メイ クライ 5」のイメージソングとして新曲「MAD QUALIA」を書き下ろしたことが縁でイベントに出演したHYDEは、ゲーム内のキャラクター・ダンテの声を務める森川智之、ネロの声を務める石川界人と共にトークを繰り広げた。

HYDEは「MAD QUALIA」のコンセプトについて、「『デビル メイ クライ』ですよ。ここで流れるにはこれだな!って思いながら作りました」と説明。「『デビル メイ クライ』をイメージしながら曲を作ることもあります」と発言し、ゲームの開発スタッフを感激させた。また彼は相乗効果を狙って楽曲を作ったことを語り、「普通の人が作るより思いは強いです」と「デビル メイ クライ」愛を熱弁した。続いて「MAD QUALIA」と「デビル メイ クライ 5」のコラボミュージックビデオが上映され、森川と石川はその相性のよさに「すごい!」「見入っちゃいますね」と感嘆。HYDEは「こだわりを感じました」とMVに込められた愛の深さに喜びを表した。また過去にL'Arc-en-Cielとしても「デビル メイ クライ」シリーズに楽曲を提供していることに触れ、「(今回のように)ソロでやるほうが自分の好みになりますね。バンドのときはバンド全体で作るんで」と語った。

森川と石川はアフレコのエピソードを披露。MCの平井善之(アメリカザリガニ)から「叫び続けてますよね」と振られると、森川は「叫ぶのも大変で、永遠に(敵に)やられる叫びをやるんですよ」、石川は「人間、やられる叫びをやるときは死ぬときなんで、喉が限界を超えるんです」と苦労を明かした。またHYDEが「何か(掛け声を)やってくださいよ」とリクエストすると、石川は「Let's Rock!」、森川は「jackpot!」とキメ台詞を威勢よくシャウトして会場を沸かせた。

平井から「喉のケアで大事にしていることは?」と質問されると、HYDEは「テキーラを飲まないこと」と回答し、飲むと次の日に喉が枯れてしまうことを明かす。これに森川が「日本酒は飲まない」と重ね、石川が「プロテインを飲むですね。喉は筋肉なんで」と答えて観客を笑わせていた。

トークが進む中で森川は、自身が吹き替えを務めた映画「GODZILLA」や映画「ステルス」にHYDEがソロやL'Arc-en-Cielとして楽曲を提供していたことを語り、「知らないところで(HYDEと)関われていて、今日はドキドキしていました」と告白。するとHYDEは「うれしい」と微笑み森川と握手を交わした。

イベント終盤には平井から、3月20日にリリースされるシングル「MAD QUALIA」が紹介された。特別仕様のデビル メイ クライ盤の実物を前に、HYDEは茶目っ気たっぷりの表情を見せ、石川は魅力的な声で「これは一家に3枚は欲しいですね」とアピール。最後にHYDEは「ホント、気持ちいいんですよねこのゲーム。ヒーローの気持ちになれるので、そこが面白いところなんです」と改めて「デビル メイ クライ」シリーズの魅力を語って降壇した。

なお、イベントの第1部には「デビル メイ クライ 5」プロデューサーの岡部眞輝氏、ディレクターの伊津野英昭氏らが登壇し、平井の進行のもと本日3月8日に発売となるゲームを実機でプレイしながらその魅力を解説。芸人のザ・たっち、英語版のダンテの声優およびモーションアクターを務めたルーベン・ラングダンも交えてゲームについて語った。

音楽ナタリー
シェア / 保存先を選択