『ミヒャエル・クーデンホーフ＝カレルギー追悼展 夢幻の旅人』　ウィーン幻想派の系譜を辿る画家の世界

『ミヒャエル・クーデンホーフ＝カレルギー追悼展 夢幻の旅人』が、2019年3月13日（水）～3月21日（木・祝）まで、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryにて開催される。

みずみずしく幻想的な作品で人々の心を魅了し続ける画家、ミヒャエル・クーデンホーフ＝カレルギー。繊細かつ柔らかな色使いで表現された風景は、この世のものとは思えない可憐で空想的な画面を創り出し、レームデンやフックス、フンデルトヴァッサーといったウィーン幻想派の系譜を独自の解釈に落とし込み自由に描いてきた。その長年の功績は生まれ故郷オーストリア共和国でも讃えられ、昨年9月には「科学芸術名誉十字勲章1等級」を受賞。しかし、同年12月惜しまれつつもこの世を去った。

本展では、その美しい作品の数々、未発表のデッサンや新作絵画などを集め、これまでの軌跡をたどる。彼が描き続けた夢幻の世界を堪能してほしい。