根本宗子、異色アイドルグループGANG PARADE(ギャンパレ)を迎えて、新作ミュージカルを上演
GANG PARADE (後列左から)ヤママチミキ/カミヤサキ/ユメノユア/テラシマユウカ (前列左から)ハルナ・バッ・チーン/ユイ・ガ・ドクソン/月ノウサギ/ココ・パーティン・ココ/キャン・GP・マイカ
月刊「根本宗子」の主宰であり、女優、脚本家、作詞家、演出家として広く活躍している根本宗子が、劇団旗揚げから10周年を迎え、ついにパルコとの初タッグで新作舞台を生みだすことが発表された。キャストには、彼女が今一番創作意欲を刺激されるという、4月にメジャーデビューを控えた異色アイドルグループGANG PARADE(通称:ギャンパレ)。彼女たちは舞台初出演、初主演で、根本宗子の新作ミュージカルに立つ。
パルコ×ねもしゅー×ギャンパレで贈る、夏フェスを超えるエンターテインメント!
GANG PARADEはアイドル界の新興勢力として注目されるタレント事務所「WACK」に所属し、前身グループPOPからの大胆な路線変更や、同事務所所属グループの“BiS”、“BiSH”とのメンバーレンタル、トレード、合宿オーディションなど刺激的な展開を仕掛けるなど、異色のアイドルグループ。
グループのキャッチフレーズは「みんなの遊び場」。ファンを「遊び人」と称して、キャッチフレーズを体現するように東京~熱海間の200キロ駅伝をメンバーで完走するなど、アイドルらしからぬ活動でも注目を集めてきた。
2度の改名などを経て、18年4月からメンバー9名による現体制で活動をスタート。同年5月29日には新体制になってから初のシングル「GANG 2」をリリースし、デイリー1位を獲得。週間でも5位にランクインした。さらに今年の4月17日には1stシングル「ブランニューパレード」がリリース予定で、この曲で念願のメジャーデビューを果たすことが決定している。
そんな彼女たちと根本宗子がタッグを組み、新作ミュージカルを上演する。8月のフェスシーズンど真ん中で、舞台に賭けるGANG PARADE。きっと、フェスより熱い夏の幕が開くだろう。本公演のタイトル、ほかキャストなどは後日改めて発表される。
<作・演出>根本宗子プロフィール
根本宗子
モーグルの選手を目指していたが、不慮の事故で負傷。青春時代を車椅子で過ごしていたときに演劇と出会い、のめり込む。高校時代 には年間100 - 120本ほど鑑賞していたという。高校卒業後、演劇学校に1年通ったのち、2009年7月に劇団「月刊「根本宗子」を旗揚げ。月刊「根本宗子」では、全公演の脚本・演出を担当するだけではなく、公演チラシのモデルも根本自身が務める。劇団名さながら異例のスピードで新作公演を上演し、2016年に上演した劇団公演『夢と希望の先』では3,000席近くのも即日完売し、100名以上の当日券を求める列が続いた。また、大森靖子が出演、音楽を担当した『夏果て幸せの果て』(2016年)で第60回岸田國士戯曲賞最終候補に平成生まれ初のノミネート。本年の岸田賞にも劇団公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』が最終候補作となった。そして2017年上演の『皆、シンデレラがやりたい』では第17回バッカーズ演劇奨励賞を受賞。一昨年作・演出・出演をしたKAT-TUNの上田竜也主演の『新世界ロマンスオーケストラ』で大森靖子と作詞した劇中歌「俺メロディ」が、2018年4月にKAT-TUNのシングルとして CD 化された。2018年5月上演の劇団公演『紛れもなく、私が真ん中の日』ではフルキャストオーディションを行い、400名を越える応募者全員に根本が直接面接、審査した。勝ち残った21名の女性キャストと創り上げた作品に、ほぼ無名の出演キャストながら連日当日券に長蛇の列できた。演劇以外の活動にも精力的に参加し、ドラマ『こんにちは、女優の相楽樹です。』、『下北沢ダイハード』(テレビ東京)脚本や、HKE48短編映画『岩をも通す村重』の監督・脚本も務める。また、自身も女優として活動し、数々の舞台に客演する他、近作では香取慎吾主演の映画『クソ野郎と美しき世界「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」』などに出演している。舞台作品では7・8月にはナイロン100℃『睾丸』に出演した。
そして2018年4月から、念願であった『オールナイトニッポンのパーソナリティ』の座を、一般オーディションを勝ち抜き手に入れ、『根本宗子と長井短のオールナイトニッポンZERO』を一年間担当した。2019年に迎える劇団10周年に向けて、次世代演劇界を背負う作・演出家として日々破竹の勢いで活動中。
公演情報
劇団旗揚げ10周年 根本宗子 × 4月メジャーデビュー決定 GANG PARADE
GANG PARADE ほか