米津玄師、アニメーション映画『海獣の子供』主題歌に新曲書き下ろし 新ビジュアルも公開に
米津玄師
米津玄師がアニメーション映画『海獣の子供』(2019年6月7日(金)公開)に書き下ろしの新曲「海の幽霊」を主題歌として提供することが決定した。米津玄師自身の作品としては初の映画主題歌となる。
『海獣の子供』は五十嵐大介原作の海洋冒険物語。同作は第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。また、アニメーション制作は『マインド・ゲーム』『鉄コン筋クリート』などを手掛ける「STUDIO4℃」が担当。声優陣は、主人公の琉花役を芦田愛菜、海役を石橋陽彩、海の兄・空役を浦上晟周が務めている。
原作作者の五十嵐大介とは、米津が公式イメージソングを担当していたルーヴル美術館特別展『ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~』より親交が続き、今回の書き下ろしにつながったという。
また、あわせて発表となった「海の幽霊」のアーティスト写真は、「Lemon」MVも手掛けた山田智和が撮影。髪色も新たになった米津玄師の今を収めている。
米津玄師
米津玄師
米津玄師 コメント
原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。
五十嵐大介 コメント
米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに…という話を伺った時、
来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。
五十嵐大介