須賀健太のハマリ役がまた一つ!舞台「ハイキュー‼」

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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

「2.5次元の頂の景色が見えるかも」舞台「ハイキュー‼」記者会見ほぼノーカット

11月14日(土)から AiiA 2.5 Theater Tokyoで初日を迎えたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」。ゲネプロの模様はすでに当サイトでも紹介したばかり。ゲネプロ後に行われた記者会見の模様をお伝えしよう。

記者会見に登場したのは、日向翔陽役の須賀健太、影山飛雄役の木村達成、及川 徹役の遊馬晃祐、岩泉 一役の平田雄也、そして演出のウォーリー木下だ。

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ウォーリー「本作はジャンプでも人気1,2を争う作品を原作。ストーリーはそのままに原作の良さがしっかりとした物語に、ドラマが熱い青春ものなので、実際の人間たちがなんとかそれを実現することを念頭に置いて作りました。その結果、すごい「演劇」になったなと思います。長い公演期間の間、役者たちがナマでぶつかり合うと思います。もしかしたらそれはバレーボールの試合を観ているような、あるいは「ハイキュー‼」を読んでいるような、そんな気がします。

あと、今回、新しい技術をたくさん取り入れています。あと本当は「汗」って(デジタルと)あまり相性がよくないんだろうと思いますが、今回あえてそれを混ぜ込んで、結果的に新しいものができたな、と。汗とメディア、デジタルなものとアナログな人間…今まで見たことのない舞台になったんじゃないかなと思います」

須賀「僕は「ハイキュー!!」という原作を、週刊少年ジャンプの読み切りの頃からかかさず毎週読んでいまして、原作の先生にファンレターを書こうと思って、ファンレターの下書きを2014年の7月何日かのiPhoneのメモにいっぱい書いていたくらいこの作品が大好きで。この作品に関われること、日向翔陽に、自分が大好きなキャラクターを演じさせていただけることが本当に誇りです。21年間生きていていちばん今動いてます。ぼくたちがナマでやることの意味をすごく感じる舞台で、1公演1公演、全く同じものはできないだろうな、と。演劇性の高い作品になったなと思っています。
この漫画には「頂の景色」というキーワードがあるんですが、「2.5次元の頂の景色」を観れるんじゃないかな、と。思います。また演劇ファンの方と2.5次元との懸け橋になれたら、そんな作品になれたらと思います。全身全霊でぶつかっていこうと思います」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

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木村「僕はファンレターは書いてないんですけど、原作を読んで影山というキャラクターがすごい好きになって、オーディションを受けたときから絶対誰にもこの役をやらせたくないという気持ちになって、実際合格したので舞台で影山を生きてやろうという気持ちになっています。本日初日を迎えますが、彼らと一緒に頑張って「頂の景色」を観たいと思っています」

遊馬「初舞台ということで非常に緊張しています。及川は舞台上ではキャプテンですし4強と呼ばれる強いチーム、舞台上では堂々と立っていられるようにしたいです。高校では3年間バレー部に入っていたので、その経験を活かして及川のサーブ、そして自分のジャンプ力を観ていただきたい」

平田「今回「ハイキュー‼」の中で、岩泉一は、男らしくてカッコイイ、“漢の鑑”みたいなキャラクターで、すごく尊敬してこの役に入れました。全体もそうですが青葉城西高校の熱い思いをお客さんに伝えられるようにしたい。(遊馬を観て)こんなキャプテンもいますが、一丸となって頑張ります」

――この役に決まったときはどう思われましたか?

須賀「オーディションのときは、『この役絶対やってやる』と思いまして、いざ受かるとすごくプレッシャーが強くなり、自分の中のファン心理がプレッシャーになっていたなと思います。みんなと稽古をしていくうちにその不安が自信に変わっていきました」

――ちなみにバレーボールの経験は?

須賀「僕は中学校のときにバレー部に入っていまして、幽霊部員でした(笑)いわゆる『ピンチサーバー』で。ピンチのときにサーブを打つ役がいるんですが、こっちが23点で相手が10何点というときに呼ばれる役でした(笑)逆にピンチを呼ぶサーバーだったという…。高校の頃は部活をやってなかったので、今、すごくスポーツに向き合っていたころの気持ちを毎日味わっています。

木村「ぼくはバレーボールはやったことないのですが、野球をずっとやっていて、団体競技をやっていたので。役作りは役と向き合うことでわかることもあるといいますが、日向や及川と向き合うことでわかることもあると。これからもっと深めていけたら」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

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遊馬「この稽古に入る前に、バレーボールの稽古があって澤村大地役の田中啓太さんと僕が指導してました。みなさん吸収力が早くて1か月くらいやれば本当に試合がやれちゃうんじゃないかなって。指導の先生もすごいほめてましたし、僕もあせっちゃうくらいでした」

平田「僕もバレーボールの経験はもともとなくて、野球だったんです。原作の中にも書かれている『チームプレイ』を大事にしていきたいと思っています。舞台でも誰かがミスしたらみんなでカバーするとか、(舞台とスポーツは)そういう似かよった部分があるので、チームワークを大事にしていきたいですね」

――演じてみて難しかったところは?

須賀「ハイパープロジェクション演劇ということで、映像だったり最先端のものと共演というか、一緒に作品を作ること。僕たちにとっては頼もしい味方であり、またいちばんのライバルでもあります。一番近くにいて一緒に作品を作っているからこそ、負けたくないという気持ちも。セクションのスタッフさんたちにもそういう気持ちを持ちながらやってきたので、『苦労』というよりはこの作品と向き合うために一番大切なことだったと思っています」

――稽古はどうでしたか?年齢の近い方もいっぱいいらっしゃいますが。

須賀「そうですね。部活をやっているみたいな感じ。差し入れがすぐなくなっちゃうんですよ(笑)ちょっと違うところで稽古をやっていて戻ってくるともう差し入れがなくなっている状況が一か月続きました。だから食べたいときは自分の机の上に早めにキープしてました(笑)」

木村「食べるよりも汗の量がもう尋常じゃなくて。水1,5Lを2本くらい買ってきて置いてましたね」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

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ウォーリー「稽古が始まる前から(円陣組んで声を出すときの)うおおおお!って声が稽古場から上がっていて。『こいつら何やってんだ?(笑)』って思ってました。で、稽古が始まるとまた『うおおおお!』って。
演劇とスポーツは本当に親和性が高いと思ってまして。(周りとの)繋ぎ、チームワーク、自分がどのポジションにいてどういう役割を果たし、その役割がコロコロ変わったり…それがバレーボールみたいでね。ゲーム感覚でみんなが演劇をやっているのは面白いし、稽古場でも(烏野高校と青葉城西高校の)2チームはそれぞれ別のところでミーティングをして、割と作戦会議をしてたりして、それがすごく舞台の上で活きていました。台本上では青城が負ける、となっているのに、青城のメンバーときたら負ける気ないんですよ。もしかしたら勝つかもしれないって感じでやってるんですよ。本当に熱い舞台です」

――稽古中に実際、バレーボールはやりましたか?試合形式で。

須賀「やりました!!毎回稽古の最後に練習試合を2,3セットやるんです。青城チームに最終日に1回勝ったくらいであとはずっと負けてて。(木村)達成が負けず嫌いで。みんなは「また次、勝とうなー」くらい(のテンション)なんですが、達成がメールでみんなに『今日オレは負けて本当に悔しかった!次は絶対勝ちましょう!』って送ってくるんです(笑)」

木村「試合はいいところまでいくんですけど、この経験者(=遊馬)が大人げないんで!」
須賀「急にサーブとかで本気出してくるんですよ(笑)オレも打ちたいとかいいながら」

遊馬(笑)

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

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――そこで須賀さんはピンチサーバーを?

須賀「僕そのときはちゃんとネット下を守ってました(笑)!!ここでピンチサーバやったらなんの練習にもならない。役と同じようにクイック攻撃をね。最初はノーマルなスパイク攻撃をするんですが、僕が全然うまくなくて全然かみ合わない。でも徐々にみんな上手になってきて「じゃクイック攻撃をやってみるか」となり、試したら一発で決まった。その気持ちよさが役作りにいちばん活かせましたね」

ウォーリー「オリンピックのデモンストレーションとかで本当にバレーボールをやってほしいんです。できると思いますよ」

須賀「じゃ…五輪、待ってます!」(カメラ目線で)

――最後に意気込みを。

須賀「ようやく僕らはスタートラインに立てたと思っています。これから全ステージ、全身全霊かけてやっていきたいと思います。この大人気漫画、いいストーリーを持った漫画を僕たちの力で魅力を損ねることなく、一つの演劇として作品にしていこうと思います。頑張っていきたいと思います」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」

 
(C)春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
 
公演情報
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」

<公演日程・会場>
東京:2015年11月14日(土)~23日(月・祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪:2015年11月27日(金)~29日(日) シアターBRAVA!
宮城:2015年12月5日(土)~6日(日) 多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋:2015年12月10日(木)~13日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo

<スタッフ・キャスト>
原作:古舘春一
「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出:ウォーリー木下
脚本:中屋敷法仁
出演:
■烏野高校
須賀健太/木村達成/
小坂涼太郎 三浦海里 塩田康平 橋本祥平
川原一馬 田中啓太 猪野広樹 冨森ジャスティン/
■青葉城西高校
遊馬晃祐 平田雄也 坂本康太 有澤樟太郎
和田雅成 齋藤健心 金井成大 畠山 遼/
■烏野高校 OB
山口賢人 坂口慎之介/
■烏野高校 顧問・コーチ

内田 滋 林 剛史

<公式サイト>
http://www.engeki-haikyu.com/
 
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