貞子が球速100キロ弱のスピードピッチを披露 「神聖な気持ち」で日ハム先発・バーベイトにつなぐ(動画あり)

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2019.5.13

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5月12日(日)、北海道・札幌ドームに映画『貞子』の貞子が登場し、ファーストピッチイベントを行った。

映画『貞子』は、‷見た者は1週間後に呪い殺される‴という呪いのビデオにまつわる恐怖を描いた『リング』シリーズの最新作。『リング』の鈴木光司氏による小説『タイド』を原作に、心理カウンセラーの女性が記憶をなくした少女を担当したことをきっかけに、奇怪な出来事に遭遇していく姿を描く。主人公のカウンセラー・茉優を、『ルームロンダリング』、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の池田エライザが演じ、ハリウッド版『ザ・リング2』以来14年ぶりにシリーズ復帰を果たす中田秀夫監督がメガホンをとる。

活気あふれる球場には、日本ハムファイターズ×西武ライオンズの熱い戦いを見届けようと30,000人もの観客が集結。FIGHTERS GIRLによる華やかなダンスパフォーマンスの中、突如BGMの音声が乱れ、耳障りなノイズ音が会場に響いた。すると、大型ビジョンには不気味な井戸から這い出てくる貞子の姿が。

場内がざわめいた次の瞬間、大型ビジョンにマウンドに向かって力強く歩く貞子の姿が映し出される。4度目となる登板に挑む貞子の黒髪の奥には、史上最速の“呪い球”を投げんとする闘志が見えるかのようだ。一方、FIGHTERS GIRLは「きっと来る~♪」のフレーズでおなじみの「feels like “HEAVEN”」に乗ってダンスを披露。しかし、貞子は微動だにせず、投球に臨む。会場が一糸乱れぬダンスに沸く中、貞子はグローブを携え、マウンドに登板する。

貞子は、これまでに三度ピッチングを披露してきた。2012年の初投球では、勢いあまって霊力を使い果たし、マウンドに倒れ込んだ。小貞子たちを憑け挑戦した2013年は、倒れ込んでしまい担架で搬送。伽椰子とのライバル対決が行われた2016年は、時速96キロの魔球を繰り出すも、クリーンヒットを打たれて完敗。2019年の今回、過去の雪辱を果たすことができるのか。

貞子は大きく振りかぶり、ついに渾身のピッチングを繰り出す。まっすぐキャッチャーに届いた呪い球は、昨年を超える98km/hを記録し、客席からはどよめきが。「ナイスピッチング!」との声を受けつつ、貞子は自ら予告編が再生されているビジョンを指差して映画をアピール。多くの観客たちの声援に包まれ、満足げに退場していった。 

その後、貞子は囲み取材にも登場。今回の投球の手応えを聞かれ、「100点満点です!進化した呪いをみなさんに感じていただけたと思います。3年ぶりの投球、さらに『リング』シリーズも20年の節目ということで、非常に緊張しましたが、先発の試合のバーベイト投手につなげられるよう神聖な気持ちで臨みました。FIGHTERS GIRLの皆さんの応援もあったおかげで最高の投球ができたと思います!」と少し照れた様子で答えた(※スタッフが代弁)。

 

 

『貞子』は5月24日(金)全国ロードショー。

作品情報

映画『貞子』
池田エライザ 塚本高史 清水尋也 姫嶋ひめか 桐山漣 ともさかりえ 佐藤仁美
原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊) 
監督:中田秀夫 
脚本:杉原憲明音楽:海田庄吾
主題歌:女王蜂「聖戦」(Sony Music Associated Records)
プロモーション使用楽曲:女王蜂「feels like “HEAVEN”」(Sony Music Associated Records)
配給:KADOKAWA 
 
映画公式サイト:https://sadako-movie.jp/
(C)2019「貞子」製作委員会
 
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