テニミュ阿久津仁愛×辻凌志朗×内海啓貴×佐藤祐吾の副音声付で『テニスの王子様』コンサート Dream Live 2017 テレビ放送決定
(左から)佐藤祐吾 辻凌志朗 阿久津仁愛 内海啓貴 (※「辻」は一点しんにょう)
WOWOWでは2019年7月23日(火)から、2.5次元ミュージカルの金字塔として知られるミュージカル『テニスの王子様』の3rdシーズンから「9代目始動!新青学(せいがく)テニス部」と題して4作品を放送する。
青学(せいがく)レギュラー陣と強豪校との熱戦が繰り広げられる『青学(せいがく)vs六角』、『青学(せいがく)vs立海』、『青学(せいがく)vs比嘉』の3作品、そして、 青学(せいがく)をはじめとした各校のキャスト達が総出演し、ミュージカル本編で魅せた歌とダンスを披露する「コンサート Dream Live 2017」、通称“ドリライ2017”の4作品だ。“ドリライ2017”には青学(せいがく)、山吹、氷帝、六角の4校が登場する。
そして「コンサート Dream Live 2017」では、メインキャストによる副音声解説付きで放送する事が決定した。副音声には、青学(せいがく)の越前リョーマを演じた阿久津仁愛(にちか)、山吹の東方雅美を演じた、辻 凌志朗(「辻」は一点しんにょう)、氷帝の日吉 若を演じた内海啓貴、六角の木更津 亮を演じた佐藤祐吾の4名が参加。パフォーマンス解説や、舞台裏のエピソード、思い入れのある曲など、今だから話せるとっておきのエピソードを語り尽くしている。そして収録後、4名のキャスト陣による座談会が行われ、本シリーズの魅力についてさらに語り合った。なお、この座談会の様子も“ドリライ2017”本編と一緒に放送される。
(c) 許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c) 許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
阿久津は、「青学(せいがく)vs六角」が初舞台。役が決まったときのことを「最初に舞台を観た時は、みんな簡単そうにこなしていたから、僕にもできるんじゃないかと思っていたんです。でもいざ稽古場に入ってみると、歌って踊るということはこんなにも大変なのかと思いましたね」と振り返る。だが、阿久津はそこからひたむきに稽古にはげみ、越前リョーマという役に向き合っていった。
そんな阿久津について辻が「仁愛(にちか)のリョーマを見た時、すごい人がリョーマになったなと思った。リョーマのDNAをすべて引き継いでいるなと思ったんです。容姿もそうだし、仕草もそう。振り付けもみるみるうまくなっていくんですけど、そういうところもまたリョーマらしくて。感覚でなんでも吸収して、自分のものにしているところがすごいなと思いました」と語れば、内海も「原作そのままだし、かわいいと思いました。僕が思うリョーマは、(8代目の)古田一紀のイメージが強かった。あいつは稽古場の時からバチバチさせてきたから、今回の仁愛(にちか)もそう来るのかなと思っていたんですけど、いきなり『お願いします! 僕から打ちますんで』とさわやかな感じで来たから調子が狂っちゃって(笑)。本当にステキなリョーマだなと思いました」と続けるなど、それぞれに強い印象を残したようだ。
副音声収録を振り返った阿久津は「今日の収録で改めて“ドリライ2017”を見て、こんな感じだったのかという驚きがありました。あの時は全力でやっていたのに、知らない間にいろんなことができるようになったんだなと。もちろん今でもまだまだだなとは思いますけど、でも2年間頑張ってきたんだな」としみじみ。その言葉に内海が「テニミュってそういうところから教えてくれる場所だからね」と同意すれば、佐藤も「過去の映像が見られるのはいいよね。きっと2年後も同じようなことを言っているんだろうけどね。でもそういうことの積み重ねだと思うんですよね」と付け加えた。
チームごとに個性が違うのが、テニミュの魅力のひとつだ。氷帝について内海が「(跡部景吾役の三浦)宏規はあまり言わないタイプ。みんなそれぞれ個人で振りを作っていって、でき上がった頃に、みんなでビデオを見ていろいろ話し合いました。だから踊り方とか、キャラクターも個性豊かなんですよね」と語れば、山吹について辻は「ドリライの時は、(喜多一馬役の蒼木)陣くんがリーダーシップをとろうとしてくれて、山吹はドリライで完成したように感じます。本公演でも必死にやっていたけど、ドリライでやっと余裕ができて、役と向き合えた時間が多かったなと思っていて。そこで完成もして仲良くなったと思う」と続ける。
さらに六角について佐藤が「そこでいうと、六角は山吹とは違うかな。意見が合う合わないじゃなくて、プライベートはあまり喋らないんですよ。でも仲が良くないわけではない。(矢代卓也演じる葵)剣太郎がじゃみんなでやろうかと言って、演じている六角のようにまとまっている。(六角と山吹は)似ているようで違うんだね」と説明した。
そして最後に、阿久津は「この番組が放送される頃には、『3rdシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 前編』が公演中なんですが、これは今まで培ってきたリョーマ像とは180度違ったリョーマがお見せできると思います。あと10月には“テニミュ”の運動会もあります。ぜひ応援よろしくおねがいします!」とメッセージを送った。