野木萌葱注目の新作、新国立劇場『骨と十字架』開幕~信仰と科学の狭間で~

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2019.7.14
(左から)神農直隆、近藤芳正 撮影:宮川舞子

(左から)神農直隆、近藤芳正 撮影:宮川舞子

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新国立劇場2018/2019シーズンの最後を飾る演劇『骨と十字架』が2019年7月11日(木)に開幕した。

(左から)近藤芳正、神農直隆 撮影:宮川舞子

(左から)近藤芳正、神農直隆 撮影:宮川舞子

本作は新世代の社会派劇作家として大きな注目を浴びている「パラドックス定数」の野木萌葱による新作書き下ろしとなる。進化論を否定するキリスト教の教えに従いながら、同時に古生物学者として北京原人を発見し、一躍世界の注目を浴びることとなったフランス人司祭、ピエール・テイヤール・ド・シャルダンの生涯。信仰と科学の狭間で苦悶する。そして、どうしても譲れないものに直面したとき、信じるものを否定されたとき、人はどうなっていくのか、どう振舞うのか。歴史の中で翻弄されながらも、懸命に、真摯に生きた人々を描いている。  

本公演は7月28日(日)まで新国立劇場・小劇場で上演中。演出を手がけるのは新国立劇場の芸術監督でもある小川絵梨子。5人の俳優による濃密な会話劇を堪能したい。

新国立劇場演劇『骨と十字架』稽古場&コメント映像

公演情報

新国立劇場2018/2019シーズン演劇公演 『骨と十字架』 Keep Walking
 
■作:野木萌葱
■演出:小川絵梨子
■出演:神農直隆 小林 隆 伊達 暁 佐藤祐基 近藤芳正
 
■会場:新国立劇場 小劇場
■日程:2019年7月11日(木)~28日(日)(7月6、7日にプレビュー公演あり)
■料金:A席6,480円 B席3,240円 (税込)
<e+半館貸切公演>
■日時:2019年7月27日(土)18:00開演(開場は開演30分前)
https://eplus.jp/sf/detail/2927400003-P0030004P021001?P1=1221
 
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