劇団こどもSET第2回公演が決定『テクニカルハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作られる』を子どもキャストだけで上演
2019年8月7日(水)から9日(金)にかけて、劇団こどもSET第2回公演『 テクニカルハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作られる 』 がスクエア荏原ひらつかホールで上演される。
劇団こどもSETは、 劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以下、SET)が未来のエンタメ界を担う新たな才能を発掘すべく、小中学生を対象に創立したもの。劇団SETのコンセプトである「ミュージカル・アクション・コメディー」を子どもたちに余すことなく継承し、これまで劇団SETの俳優たちが演じてきた本公演を子どもだけで上演するというものだ。
2018年「カジノ・シティをぶっ飛ばせ!!~丁半コマ揃いました~」公演写真
2018年「カジノ・シティをぶっ飛ばせ!!~丁半コマ揃いました~」公演写真
2018年「カジノ・シティをぶっ飛ばせ!!~丁半コマ揃いました~」公演写真
今年は、昨年劇団SET本公演で上演し、好評のうちに幕を閉じた『テクニカルハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作られる』を、劇団SETの座長である三宅裕司が直接子どもたちを指導、演出する。日本人が誇りとしてきた“ものづくり”を今一度喚起する作品となっており、 歌あり、ダンスあり、アクションありのエンターテインメント作品となっている。
三宅裕司コメント
三宅裕司
ミュージカル・アクション・コメディーを旗印に今年で40周年を迎える劇団SETが将来のSETを担う優秀な人材を育てようと企画されたのが「劇団こどもSET」です。私が40年ミュージカル・アクション・コメディーを創ってきて感じるのは、「演技や歌、ダンス、アクションを教えることは稽古場でできるが、笑いのセンスはお客様を前にした舞台上でしか教えられない」ということです。お客様に笑って頂く為のセリフの強弱やテンポや間は、お客様の前で何度も失敗して初めて頭と体で分かってくるものです。ですから、こどもSETの本番の舞台こそが笑いのセンスを身につける唯一の授業と言っても過言ではありません。 ぜひ劇場に足をお運びください。
三宅裕司プロフィール
アミューズ所属 劇団スーパー・エキセントリック・シアター 座長
1979年 劇団SETを旗揚げ、 以降SET本公演の演出・主演を務める。
2004年伊東四朗一座、 2006年に熱海五郎一座を旗揚げし、 2018年までのすべての公演で演出・出演。
その他 テレビ、 CM、 ラジオパーソナリティーとして活躍中。
【受賞歴】
2004年 日本喜劇人協会 第1回喜劇人功労賞受賞
2004年 第27回日本アカデミー賞助演男優受賞(映画「壬生義士伝」)
東京、下町にある定時制工業高校は、生徒数の減少で廃校寸前。
同じ学年に16歳から50代の会社員までおり、大半は学力とは無縁のヤンキーたちだ。 校長以下教師たちは、 そんな生徒たちを見捨てており、 廃校の危機を救おうという思いは微塵もない。この底辺校に、熱血漢の教師が赴任してきたことで、生徒や同僚の教師たちの退屈な日常に変化が訪れるのだが…。