矢口史靖監督が最新作『ダンスウィズミー』で観客に催眠術をかける?「ミュージカルが苦手な人は騙されたと思って観て」

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2019.8.30
 (C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会

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『ウォーターボーイズ』(2001年)、『スウィングガールズ』(2004年)で知られる矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』(公開中)の公開を記念した舞台挨拶が大阪ステーションシティシネマでおこなわれ、矢口監督、主演・三吉彩花が登壇した。

同作は、小さい頃からミュージカルを毛嫌いしている一流商社勤務のOLが、催眠術をかけられたことにより、あらゆる音楽に反応するようになってしまうコメディ。

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矢口監督は、ミュージカル映画について「さっきまで普通に喋っていた人が、急に歌ったり、踊ったりする。現実世界ではそれは不審者ですよね」とその特性について触れ、「ミュージカル映画が苦手な人の理由はその部分」と分析。「そういう人にこの映画を観て欲しい」とプッシュした。

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主人公の勝ち組OL・静香に扮した三吉は、映画『いぬやしき』(2018年)などに出演し、2020年公開『Daughters(ドーターズ)』でも主演。今作はオーディションで役を勝ち取ったそうだが、矢口監督は「(オーディションで)一番むっつりとしていた。でも、歌やダンスのシーンをやったとき、華やかに変わった。上と下の落差がおもしろかった」と選考理由を語った。

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三吉は「250時間をこえるトレーニングをした」そうで、「もともと歌とダンスを中学生のときにやっていたけど、ミュージカルはより高いスキルが求められる。上手にならなきゃ、と考えすぎてクランクイン前に入院してしまいました。もう無理かもしれない、とプレッシャーに負けてしまったんです」とダウンしたことを告白。それでもハードなトレーニングが自信に繋がり、「がんばって良かった」と一歩成長を遂げた。

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催眠術のシーンでは実際の催眠術師が指導で参加。なかでも、やしろ優が劇中で、催眠術にかかって玉ねぎを「甘い、甘い」とむさぼるシーンは、実際に「催眠術にかかっていた」とのこと。三吉は「本物の催眠術師さんが、(玉ねぎが)りんごの味になると、やしろさんに催眠術をかけたんです。そうしたら、カットがかかっても玉ねぎを「おいしい」と食べ続けて、まわりに「みんなも食べな!」と勧めていました」と驚きの裏話をあかした。

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またこの日の舞台挨拶ではその催眠術師も登場し、お客さんもまじえて催眠術をかける一幕も。最後に矢口監督は、映画の内容にひっかけて「騙されたと思って映画館に観に来て欲しい」とアピールした。映画『ダンスウィズミー』は全国公開中。

取材・文・撮影=田辺ユウキ

上映情報

​映画『ダンスウィズミー』
TOHOシネマズ日比谷、大阪ステーションシティシネマほか全国公開中
監督:矢口史靖
出演:三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明
配給:ワーナー・ブラザース映画
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ストーリー
OL静香が何よりニガテなのはミュージカル。しかしある日突然、催眠術をかけられ、音楽を聞くと所構わず歌い踊りだしカラダが止まらなくなってしまった…!
? 携帯の着信音、駅の発車メロディ、テレビや街中で流れるどんな音楽でも、踊りたくないのに自分の意に反して勝手に歌い踊りだしてしまう・・・!
仕事もお金も失いながら、催眠術を解くために催眠術師を探して日本中を駆け巡るが…。
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