水樹奈々・平原綾香W主演、ミュージカル『ビューティフル』の再演が決定 中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸らも再集結
2020年11月、東京・帝国劇場にてミュージカル『ビューティフル』が再演されることが決定した。
本作は、“A NATURAL WOMAN”、“YOU’VE GOT A FRIEND”等で世界的に知られ、絶大な人気を誇るアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの波乱万丈の半生を数々の名曲と共に綴ったミュージカル。ブロードウェイで幕を開けるやいなや大評判となり、2014年に演劇界最高峰のトニー賞主演女優賞をはじめ、2015年にはグラミー賞やイギリスのオリヴィエ賞などを受賞した。また、ブロードウェイだけでなく、全米ツアーやロンドン公演など各地でロングランとなり、2017年には帝国劇場にて日本初演され、連日多くの観客から大歓声が沸いた。その後、ブロードウェイでの上演回数は2019年8月末時点で2,344回を数え、『ラ・マンチャの男』『アニー』に並ぶブロードウェイ史上29番目のロングラン作品となり、大熱狂を引き継ぐ形でこの度、待望の再演となった。
主演は、声優として史上初の東京ドーム公演を行うなど、声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹奈々と、デビュー曲「Jupiter」などの大ヒット曲を世に送り出し、近年『メリー・ポピンズ』などミュージカル出演が続く平原綾香、豪華Wキャストの続投が実現した。そして、共演者にも中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸というミュージカル界を代表するスターら初演キャストが再集結する。2020年、感動・熱狂・興奮の本ミュージカルに期待しよう。
キャロル・キング とは
1942年、ニューヨーク生まれ。「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」、「ロコモーション」などの名曲を作曲。1971年にアルバム『つづれおり』をリリースすると2500万枚という大ヒットを記録、グラミー賞では最優秀アルバム賞を含む4部門を受賞。ジャンル・年齢を問わずリスペクトを受ける米音楽界のレジェンドとして、世界的に活躍するシンガーソングライターである。
ニューヨークに住む16歳のキャロル・キング(水樹奈々/平原綾香)は、教師になるように勧める母親のジニー・クライン(剣 幸)を振り切って、名プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出す。やがて同じカレッジに通うジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と出会い、恋に落ちた二人はパートナーを組み、キャロルが作曲、ジェリーが作詞を担当するようになる。ほどなくしてキャロルは妊娠、結婚した二人は必死で仕事と子育てに奮闘する。同じ頃二人は、ドニーがプロデュースする新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マン(中川晃教)とシンシア・ワイル(ソニン)と良き友人となり、互いにしのぎを削り、ヒットチャートの首位を争うようになる。数々のヒットを放ち、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、そこには新たな困難が待ち受けていた――。
公演情報
水樹奈々 / 平原綾香(Wキャスト)
中川晃教 伊礼彼方 ソニン 武田真治 剣 幸 他
音楽・詞:ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング バリー・マン&シンシア・ワイル
オリジナル演出:マーク・ブルーニ
訳詞:湯川れい子
会場:帝国劇場