『新サクラ大戦』が舞台化、2020年春に上演へ 天宮さくら役は元Cheeky Paradeの関根優那
『新サクラ大戦 the Stage』ビジュアル ORIGINAL(C)SEGA (C)SEGA / エイベックス・ピクチャーズ
PS4®向けソフト『新サクラ大戦』が『新サクラ大戦 the Stage』として舞台化されることが決定。2020年春に上演されることがわかった。
『新サクラ大戦』は、架空の太正時代帝都・東京を舞台に、悪と戦う“帝国華撃団”の活躍を描く3Dアクションアドベンチャーゲーム。メインキャラクターデザインに、漫画『BLEACH』の作者として知られる久保帯人氏を迎え、これまでの『サクラ大戦』シリーズでも楽曲を提供してきた田中公平氏が音楽を手がけるほか、ストーリー構成をイシイジロウ氏が担当する。
『新サクラ大戦』の舞台化は、9月15日に千葉・幕張メッセ 6 ホールで行われた『東京ゲームショウ2019』セガブースメインステージの「サクラ大戦 帝劇宣伝部通信TGS特別回その4」にて発表。イベントでは、『新サクラ大戦』の片野徹プロデューサー、田中公平氏(音楽)、福原綾香(ゲーム版アナスタシア役)、山村響(ゲーム版望月あざみ役)、阿座上洋平(特命宣伝部長/神山誠十郎役)がステージに登壇した。
『東京ゲームショウ2019』セガブースメインステージ「サクラ大戦 帝劇宣伝部通信TGS特別回その4」
主人公の天宮さくらを演じるのは、関根優那。関根は元Cheeky Paradeのメンバーで、これまでに舞台『未来電車』や『神々の悪戯』に出演している。
関根優那
片野プロデューサーは「ゲームキャストとは、別の出演者ではありますが、舞台もかなり力が入っております」と舞台『新サクラ大戦 the Stage』についてアピール。その後、天宮さくら役の関根優那を紹介した。サプライズゲストとして登場した関根は、天宮さくらの衣装を披露して会場を沸かせた。
田中氏は、関根の起用について、「オーディションにも参加して150名以上の方にお会いしましたが、その中でも関根さんは宝石のように光ってましたね。歌もとてもうまくて、完全にさくらちゃんでした」と絶賛。関根は「歴史ある作品に関われるのは嬉しいです。プレッシャーも大きいですが、実際に天宮さくらが出てきたと思っていただけるように精一杯務めいていきたいと思います」と語った。
左から、田中公平氏、関根優那
その後の囲み取材で、関根はオーディション時の心境について聞かれると、「有名な主題歌 『檄!帝国華撃団』を歌えるのがとても嬉しく、絶対に勝ち取ってやるという気持ちで挑んだのですが、失敗した部分もあり自信はなかったですね」と秘話を明らかに。さらに、「ハードルは高いと思います。歌も踊りも、さらに殺陣も出来なくてはならないので大変ですが、関根さんならやってくれると期待しているので、みなさんも期待して下さい!」と意気込んだ。なお、舞台のために新楽曲が書き下ろされることも明かしている。
関根優那
舞台『新サクラ大戦 the Stage』は、2020年春に上演予定。