『アナと雪の女王2』日本語吹替版、吉田羊がオーディションを経て声優に アナとエルサの母親・イドゥナを演じる
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11月22日(金)に封切られる映画『アナと雪の女王2』の日本語吹替版に、吉田羊が声優として出演することがわかった。
『アナと雪の女王』は、すべてを凍らせる力を持ったエルサと、彼女を救おうとする妹アナの物語を描いたディズニーアニメ。ディズニー史上初の、2人のプリンセスを主人公とした作品だ。2013年に公開された前作『アナと雪の女王』は、日本国内だけで興行収入約255億円、観客約2,000万人を動員。歴代興行収入第3位を記録する大ヒットとなった。全世界興行収入は12億76,48万335ドル(※Boxoffice Mojo調べ)で、90年以上続く歴代ディズニー・アニメーション作品の興行成績をおさめている。続編の『アナと雪の女王2』では、エルサ役をイディナ・メンゼルが、アナ役をクリステン・ベルが引き続いて演じるほか、クリス・バックとジェニファー・リーの両監督が続投。アレンデール王国を治めるエルサとアナの姉妹が、不思議な歌声に導かれ、オラフやクリストフとともにエルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす旅に繰り出す姿が描かれる。日本語吹替版では、前作に引き続き、松たか子がエルサ、神田沙也加がアナを担当。オラフを武内駿輔が、クリストフを原慎一郎が担当する。
あらたに出演が発表された吉田は、アナとエルサの母親・イドゥナ役を演じる。イドゥナは、アレンデール王国の元王妃で、前作では船の事故により命を落したことが語られていた人物。『アナと雪の女王2』では回想シーンに登場し、幼いアナとエルサに子守歌を唄い聴かせることが明らかに。公開されている日本語吹替版の本予告編では、「なぜ私だけ魔法が使えるの?」という幼いエルサの問いかけに、吉田演じるイドゥナが「いつか答えが分かるわ」と話すシーンが収められている。
オーディションに参加して同役を勝ち取った吉田は、本作で初の洋画アニメーション吹替えを担当。『アナ雪』の大ファンだという吉田は、声優に決まった際の気持ちを「オーディションの合格通知をいただいたときは、びっくりしすぎて『ウソ!?』と言ってしまいました(笑)。ディズニーの作品はまさに“夢の世界”で、まさか自分がその世界の住人になれるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです」コメント。また、アフレコ後には「声の強弱やキャラクター同士の距離感を意識して演じました。アレンデール王国の王妃という気品や気高さを意識して演じさせていただいたので、“私の声には聞こえないね”という風に言っていただけたら成功かなと思っています」と語っている。
『アナと雪の女王2』は2019年11月22日全国公開。