オウム受刑者のリアルを宮台真司×サエキけんぞう×中谷友香（『幻想の√５』著者）が語るトークイベントを開催

オウム真理教事件の死刑囚たちの素顔を描いた『幻想の√５』の著者・中谷友香氏と、旧知の仲であるサエキけんぞうが「『幻想の√５』のその後」を語るトークイベントが2020年1月10日（金）に渋谷LOFT9で開催される。

当日は、社会学者の宮台真司氏をゲストに招き、「オウムのリアル」「かつての信者たち、またいまも収監されている受刑者の心の深層」について訊く。

サエキけんぞうは1992年に京都大学の講演会時に、麻原彰晃こと故・松本智津夫死刑囚の隣で講演をした経験がある。一方、中谷友香は事件の死刑囚やいまも受刑者として無期懲役で収監されているオウム最古参幹部の中村受刑者と15年にわたって面会や手紙のやり取りを続けている。そんな中谷氏だからこそ語れる「中村受刑者の今」と「当時教団内で何があったのか」「どうして一般市民を殺めるまでに至ったのか」、その心の深層に触れたことで分かったことを最新の証言とともに話すという。