菅井友香(欅坂46)が神林美智子役に挑戦 舞台『飛龍伝2020』の上演が決定

2019.11.29
ニュース
舞台

2020年1月30日(木)~2月12日(水)新国立劇場 中劇場で、2020年2月21日(金)~23日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにおいて、舞台『飛龍伝2020』の上演が決定した。

『飛龍伝』は、1974年青山・VAN99ホールで出演者3人のみで上演され、80年には紀伊國屋ホールで、つかこうへい3部作の中の1本として上演。つかの隠れた名作として愛された。そして1990年、当時、銀座セゾン劇場のプロデューサーであった岡村俊一との出会いによって、大劇場用にショーアップされた群衆劇へと変貌し上演され、その年、読売文学賞を受賞。それ以降『熱海殺人事件』『幕末純情伝』と並ぶ、つかの代表的な作品として愛され、これまで幾度となく上演され続けている。

『飛龍伝』の主役である神林美智子といえば、名立たる女優たちが憧れ続けてきた大役。初代-富田靖子、2代目-牧瀬里穂、3代目-石田ひかり、4代目-内田有紀、5代目-広末涼子、6代目-黒木メイサ、7代目-桐谷美玲が務めてきた。

そして今回、8代目神林美智子を演じるのは、今、最も活躍するアイドルグループ欅坂46キャプテン菅井友香。また共演には、2016 年『新・幕末純情伝』で坂本龍馬役を演じ、2018年19年と『熱海殺人事件』に連続出演した、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明、2017年、史上最年少24 歳で『熱海殺人事件』の木村伝兵衛の大役を演じ、3年連続の主演を務め、2020 年フジテレビ開局60 周年ドラマ『教場』では教官と対立する重要な生徒役を演じるなど、期待の実力派、味方良介、そして近年のつかこうへい演劇には欠かせない2人に加え、細貝圭小柳心久保田創小澤亮太須藤公一大石敦士吉田智則らが顔を揃える。

2020年新春、熱く日本を見据えるつか作品が、新たな役者たちによってよみがえる。

ものがたり
春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学 のため愛と希望を胸にいだき上京した。四国高松から上京した神林美智子(菅井友香)である。しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長にまつり上げられてしまう。11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田明)だっ た…。革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。

 

公演情報

『飛龍伝2020』
 
■東京公演
新国立劇場 中劇場 
2020年1月30日(木)~2月12日(水)
1月29日(水)プレビュー公演
 
■大阪公演
COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2020年2月21日(金)~23日(日)
 
■料金
東京公演:S席9,500円 A席7,500円(全席指定・税込み)
大阪公演:全席9,500円(全席指定・税込み)
※未就学児童入場不可
 
■作:つかこうへい 
■演出:岡村俊一  
■出演:
菅井友香(欅坂46)
石田 明 味方良介 細貝 圭 小柳 心 久保田創 小澤亮太 須藤公一 大石敦士 吉田智則
 
山田良明 友岡靖雅 草野 剛(北区AKT STAGE) うえきやサトシ(劇団4ドル50セント)
和田慶史朗 岩上隼也 江浦優大 河本祐貴 米岡孝弘
 
■協力:つかこうへい事務所
■企画制作:アール・ユー・ピー
■主催:ニッポン放送/Y&N Brothers/サンライズプロモーション大阪(大阪公演)
■公式HP:http://www.rup.co.jp/