川平慈英、長野博、松岡充、鈴木壮麻が再々結成 オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Forever Plaid』上演決定 いよいよファイナルへ
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(左から)川平慈英、長野博、松岡充、鈴木壮麻
2020年4月、神奈川での上演を皮切りに、全国9ケ所、5月14日(木)から31日(日)には東京・よみうり大手町ホールにて、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Forever Plaid』が上演されることが決定した。
本作は、スチュワート・ロス脚本によるオフ・ブロードウェイのコメディミュージカルで、1990年の初演以来、アメリカ各地で上演され、日本では2013年に翻訳版を初演、大好評を得て2016年に再演された。
高校の同級生で結成した、夢に燃える若い4人のハーモニーグループ“Forever Plaid”。ある日、彼らは最初のビッグショーの会場に向かう途中に交通事故に遭い天に召されてしまうが、夢と消えてしまった自分たちのショーを実現するために一晩だけ、奇跡的に地上に登場する……。生バンドの演奏をバックに、格段に美しいハーモニーと、楽しくやんちゃな会話、ちょっぴり可笑しい振付、そして音楽への情熱が生き生きとにぎやかに描かれ、劇場は一瞬にして“Forever Plaid”が夢見たライブステージに変わる。
出演者は、初演から変わらぬ4人が揃った。豊かな表現力・歌唱力・ダンスを武器に華やかな存在感を放つ川平慈英、V6として国内外でコンサートを行うほか、ソロでも舞台・映画・TVとジャンルを問わず活躍し、懐の深い包容力が魅力の長野博、ロックバンドMICHAELのボーカリストを務めながら、映画・舞台・ミュージカルなど垣根を越えて表現するアーティスト松岡充、そして、抜群の歌唱力でグランドミュージカルをはじめとする舞台を中心に活躍する演技巧者、鈴木壮麻。それぞれの魅力が、珍しい男性の四部合唱という形で見事な化学反応を起こす。
演出は、ミュージカル『フランケンシュタイン』、『FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜』など、ミュージカルからストレートプレイまで幅広いジャンルを手がける板垣恭一が、初演から引き続き務める。
本公演は、神奈川、福岡、大阪、富山、仙台、静岡、山口、愛知、そして東京と全国9か所で上演。これまで、全国各地でたくさんの観客を温かく包み込んできた“Forever Plaid”。彼らのファイナルステージに注目しよう。
1964年のアメリカ。フランシス(川平)、ジンクス(長野)、スパーキー(松岡)、スマッジ(鈴木)の4人は高校時代に出会い、アメリカンドリームを夢見て男性4声によるコーラススタイルのグループを結成する。恋をする暇も遊ぶ暇もなく、大スターになることを夢見て奮闘する彼らに、ビッグショーに出演できるというチャンスが巡ってきた。
そんな彼らに思いもよらぬ悲劇が訪れる。自身初のビッグショーの会場に向かう途中、4人を乗せた車とバスが激突! 4人は全員即死してしまう……。
しかし今、果たせなかった想いと様々な天空の条件が奇跡を起こし、実現できなかった自分達のライブステージを成功させるべく、再び4人が地上に舞い戻る!!
キャストコメント
■川平慈英
大好きなMy Brothers 3人とともに、またステージに立てる喜びを噛み締めています!
再々演にあたり、前回、前々回から年齢と経験を積み重ねてきた「今」の自分だからこそできるフランシスをお見せしたいですね。そして焼き直しではなく新しい『Forever Plaid』になるよう、自分自身チャレンジしていきたいと思います。お客様も『Forever Plaid』の大切なメンバーであることは変わりません。みんなで一緒にステージを創り上げ、羽ばたきましょう!
■長野 博
この作品の合唱は、3声ではなく4声というところに苦労しましたが、初演、再演、今回と、変わることなく同じキャストで出来るということで、カンパニーの雰囲気も出来上がっているので心強いですし、また4人で演じられる喜びも感じています。今まで、あまり行く機会の少ない場所での公演もあったので、その土地の方々に観ていただけたということが嬉しく、今回もまた各地で公演できるのが楽しみです。2013年、2016年と公演を重ね、2020年、4年振りの『Forever Plaid』に是非会いに来てください。会場でお待ちしています。
■松岡 充
再演の千秋楽の時、『また絶対に戻って来よう』と、四人で固い約束を交わしていたので、今回のお話をいただいて、いよいよ「来たかっ!」って感じです(^^)。ハーモニーで和音(コード)を表現するのですが、4人の為、僕のパートはかなりの音の高低差が出るところが多かったり、うまく4人で発声できたとしても、とにかく不安定な音階なので、克服するのにかなりの時間がかかったのを覚えています。今回も、もちろん、より完璧なハーモニーを目指しています。それが、この作品において、もっとも登場人物の心情をリアルに伝えられるからです。
心から笑い 心から泣く 日常の中でそれは簡単なようでとても難しい。私達4人がそのお手伝いを致します。
■鈴木壮麻
また男子4人であのコーラスワークを奏でられる喜び!超難しいからこそ挑戦し甲斐があり、また、ハーモニーがジャストミートした瞬間の達成感は何ものにも替え難いものがあります。
これまで東京、大阪はもとより日本の色々なところで上演させて頂いて来ましたが、今回も様々な街でお客様とこの作品を共有出来ること、そして沢山の思い出ができることを心から楽しみにしています。
ぜひ、お待ちしています!