『特別展 天空ノ鉄道物語』オープニングセレモニーに中川家礼二と松井玲奈が登場 芸能界屈指の鉄道マニアも興奮する“天鉄展”の魅力とは?

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2019.12.3
左から本展の監修を務める川西康之と、アンバサダーに就任した中川家礼二と松井玲奈

左から本展の監修を務める川西康之と、アンバサダーに就任した中川家礼二と松井玲奈

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12月3日に六本木ヒルズで開幕した『特別展 天空ノ鉄道物語』。そのオープニングセレモニーに本展のアンバサダーに就任した芸人の中川家礼二と女優の松井玲奈が登場した。来年3月22日まで開催される本展は、前回の東京五輪が行われた1964年から2度目のオリンピックイヤーを目前とした現在までの鉄道文化の軌跡を辿る展覧会だ。芸能界屈指の鉄道ファンとして今回の大役を務める二人は、本展に関われる喜びを語りつつ、それぞれの鉄道の思い出やマニア視点から見た本展の見どころを披露。会場じゅうを溢れんばかりの鉄道愛で包みながら、多くの人に来場を呼び掛けた。

松井玲奈「この展覧会に参加できて光栄以外の何ものでもない」

JR7社、東京メトロ、東京都交通局をはじめ、全国の鉄道会社の全面協力を受けて、各社が秘蔵する珍しい品々も見られる本展。国鉄時代の改札の再現や懐かしい列車のヘッドマーク、2015年に惜しまれつつ運行を終了した寝台列車「トワイライトエクスプレス」の木造レプリカ、1964年の創刊時からの表紙を集めた時刻表ライブラリーなどが大きな見どころとなる。鉄道関連のアニメやおもちゃ、ゲームとのコラボ企画も注目だ。

二人揃ってオープニングセレモニーに登壇した中川家礼二と松井玲奈

二人揃ってオープニングセレモニーに登壇した中川家礼二と松井玲奈

自ら鉄道番組を企画する「鉄ちゃんアナウンサー」こと司会の藤田大介アナ(日本テレビ)の呼びかけで、六本木ヒルズ森タワー52階の会場に登場した中川家礼二と松井玲奈。最初の質問で本展のアンバサダー就任の依頼があった時の感想を求められた二人は、「芸能界にも鉄道好きは多いんですけど、その中でこの二人を選んでいただいた。いろんな鉄道の仕事をしてきて良かったと思えるような展覧会です」(礼二)、「こんな大型の鉄道展覧会に参加できるなんて光栄以外の何ものでもない。私よりもっと詳しい人もいるのに『申し訳ないな』という気持ちと『やったー!』という気持ちの両方ですね」(松井)とそれぞれ謙虚なコメント。

本物の駅員さながらの制服姿で登場した中川家礼二

本物の駅員さながらの制服姿で登場した中川家礼二


芸能界屈指の“鉄子”として知られる松井玲奈

芸能界屈指の“鉄子”として知られる松井玲奈

続いて、初めて鉄道の魅力に引き込まれた体験について聞かれると、礼二は小学校低学年の頃に先頭車両に乗った時の原風景を、松井は名古屋にあるリニア・鉄道館で様々な新幹線車両を見比べた時の思い出を披露した。

中川家礼二「“天鉄展”は鉄道にハマってない方々も楽しめる」

この日、セレモニーに先んじて会場を見学した二人。それぞれのイチオシ展示について聞かれると松井は1964年に運行を開始した初代の新幹線「0系新幹線」の前頭部に感動したようで、「普段ならなかなか見られないものですし、その大きさに皆さん驚かれると思うのでぜひ見にきて欲しいです」とリコメンド。一方で、礼二は「個人的にはJR各社の制服の展示かな。揃って見られる機会はなかなかないので」と、7社の制服がズラリとならぶ光景を見た時の感動を語った。

松井玲奈が感動した「0系新幹線」の前頭部

松井玲奈が感動した「0系新幹線」の前頭部

中川家礼二が感動したJR7社の制服展示

中川家礼二が感動したJR7社の制服展示

最後に本展を訪れる方にメッセージを求められた二人。松井は「“鉄道展”というと鉄道好きじゃければ楽しめないと思う方もいるかもしれませんが、今回は新幹線が開業してから今までの歴史をいっぺんに見ることができます。鉄道に興味ない方でも自分たちが普段乗っている鉄道がどういう歴史の中で作られているのかを楽しみながら見られる展示もあるので、ぜひ遊びに来ていただけたらうれしいです」と述べ、礼二は「この“天鉄展”は鉄道にハマってない方々も楽しめる展示になっています。鉄道に興味がない方へのおすすめは『天空駅』です。仕事や生活に疲れた人は、ぜひ52階からの景色を眺めて自分を見つめ直す時間を取って欲しいと思います。鉄道好きじゃない方も楽しめますし、鉄道好きの方はより一層楽しめるイベントです」とコメント。鉄道ファンはもとより、幅広い層に向けて本展をPRした。

「新幹線のトイレ」のモノマネを披露して会場を沸かせた礼二

「新幹線のトイレ」のモノマネを披露して会場を沸かせた礼二

ちなみに、オープニングセレモニー後の囲み取材でも緊張感ほぐれた二人のマニアなトークが加速。松井が「普段は見上げるしかない0系新幹線のアンテナが目線の位置に置いてあることに一番興奮した」と先ほどよりディープな新幹線愛を語れば、礼二は硬券切符をハサミでパンチする昭和の改札駅員のモノマネを披露しながら「たぶん半分以上の人が分からないと思いますが、そのリアクションは慣れているので気にしません!」と、話に置いてけぼり(?)な取材陣をイジる巧みな話術で笑いを呼んでいた。

『特別展 天空ノ鉄道物語』は六本木ヒルズ森タワー52階、森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで来年3月22日まで開催中。芸能界屈指の鉄道ファンも感動した、マニアで楽しい鉄道の世界を堪能してみては。

イベント情報

『特別展 天空ノ鉄道物語』
 
会期:2019年12月3日(火)~2020年3月22日(日) ※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
  (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間:10:00~20:00(※ただし火曜日は17:00まで)
 ※入館は閉館の45分前まで
観覧料:一般 2,500円 / 高校生・大学生 1,500円 / 4歳~中学生 1,000円
 ※3歳以下無料。
 ※団体料金(前売券と同料金)は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料。
 ※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日入館料が一般1,250円、高校生・大学生750円、4歳~中学生500円(全て税込)になります。
 ※今後の諸事情により、開館日、開館時間等を変更する場合がございます。最新情報は、展覧会公式サイトにてご確認ください。
 
展覧会公式HP:https://www.tentetsuten.com/
 
主催:日本テレビ放送網、森アーツセンター、日テレイべンツ
協賛:光村印刷
協力:JR北海道、 JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、 JR九州、 JR貨物、
東京メトロ、東京都交通局、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道、CS日本、J-WAVE、NACK5、テレビ神奈川、交通新聞社、JTBパブリッシング、ヤマトGL、保安サプライ、タカラトミー、トミーテック、タイトー、東急テクノシステム
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