年末の大一番に「ワクワク感」!浅倉カンナと扇久保博正が『BELLATOR JAPAN』『RIZIN.20』に向けて公開練習
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浅倉カンナと扇久保博正が練習を公開
12月29日(日)に開催される『BELLATOR JAPAN』に出場する浅倉カンナと、12月31日(火)に開催される『RIZIN.20』に出場する扇久保博正が、12月18日(水)に2分1Rのマススパーリングによる公開練習を行った。
浅倉のグラップリングを扇久保が受ける形で、2分1Rのスパーリングを実施
順調な調整ぶりを見せた両選手。『BELLATOR JAPAN』でアメリカの老舗MMA団体・KOTC(キング・オブ・ザ・ケイジ)アトム級チャンピオンに君臨するジェイミー・ヒンショーと対戦する浅倉は、以下のようにコメントしている。
「(チョークが得意なヒンショーに対して)特別(チョークから)逃げる練習はしていない。前回打撃で試合をして自信になったので、今回は打撃も寝技も上手く混ざればいつもとちがう自分が出せると思う」
相手の土俵であるグラウンドでの攻防も含めて、うまく戦える自信があると語る浅倉。ケージマッチについても「修斗や今年3月の『DEEP JEWELS 23』(vs.前澤智)でもケージで闘った。むしろケージのほうが得意なので、全部が全部マッチすれば最高な試合が出来ると思う。ちょっとワクワク感もある」とし、対戦への期待感を膨らませている。
ジェイミー・ヒンショーとのケイジマッチに「ちょっとワクワク感もある」と語る浅倉カンナ
一方、『RIZIN.20』で元・バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎と対戦する扇久保は、「ワクワクしている。早く闘いたい。自分は修斗のチャンピオンとしてRIZINに出ているので、絶対に負けられない」と意気込みを見せた。
「石渡選手は攻撃力が高く、最後まで諦めない強い気持ちを持った選手。簡単にテイクダウンは取れないので、打撃でやり合うと思う。相手はたまに集中力が切れることがあるので、15分間集中して戦い、その“際”を突いて行く」と試合展開と戦略に関するコメントを発している。
「修斗のチャンピオンとして絶対に負けられない」と語る扇久保博正
会見では、近頃話題となった浅倉の「破局」に関しても話題が及び、浅倉は「本当に大丈夫なんで。そこ乗り越えて今回試合出るんで…」と語ると、扇久保は「俺らは戦えないです…(浅倉選手のメンタルが)凄いなと…」とツッコみ、感心した表情を見せていた。
「破局」のショックを乗り越えた浅倉に、「(メンタルが)凄いな…」と扇久保は感心
「相手は海外のチャンピオン。ここを超えることが出来れば自信になる」という浅倉と、「先のタイトルマッチのためにも、今回しっかり勝つ」という扇久保。2人の2020年の躍進へつながる、熱い戦いに注目したい。