荒井敦史、多和田任益がつかこうへい作品に挑む 2020年3月『改竄・熱海殺人事件』の上演が決定

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2019.12.28
(左から)荒井敦史 多和田任益

(左から)荒井敦史 多和田任益

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2020年3月紀伊國屋ホールにて、ニッポン放送開局65周年つかこうへい演劇祭―没後10年に祈る―第二弾『改竄・熱海殺人事件』ザ・ロンゲストスプリング、モンテカルロ・イリュージョンの上演が決定した。つかこうへい没後10年にあたる2020年に、令和初となる『熱海殺人事件』を豪華2本立てで上演されることになる。

『熱海殺人事件』の決定版として有名な『ザ・ロンゲストスプリング』で、木村伝兵衛部長刑事を演じるのは、つか作品では、2016年に『新・幕末純情伝』で勝海舟を好演するなど、実力派として数々の舞台に出演し、近年ではドラマ・映画での活躍も記憶に新しい荒井敦史。『熱海殺人事件』の数あるバージョンの中でも異端で、かつて阿部寛が演じ強烈な印象を残した『モンテカルロ・ イリュージョン』において木村伝兵衛部長刑事を、2017年に上演された『熱海殺人事件 NEW GENERATION』で熊田留吉役を演じ、ストレートプレイからミュージカル、2.5次元やダンス公演など、あらゆるフィールドでその魅力を遺憾なく発揮している多和田任益が務める。

演出は小劇場界の風雲児として頭角を表し、今や商業演劇を主戦場に、ストレートプレイから2.5次元ミュージカルなど、次代の演劇界の一角を担う存在となった中屋敷法仁が『熱海殺人事件』を『改竄・ 熱海殺人事件』とし、伝統ある枠組みに挑む。公演詳細は後日発表されるとのことだ。

ザ・ロンゲストスプリング 木村伝兵衛役・荒井敦史プロフィール

荒井敦史

荒井敦史

平成20年「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でビデ オジェニック賞を受賞。ドラマや映画、舞台など幅広く活躍中。ドラマ「デジタル・タトゥー」や映画『HiGH&LOW THE WORST』などに出演。映画『神さまの轍』では主演を務める。最近では、ドラマ「まだ結婚できない男」や「いだてん~東京オリンピック噺~」にも出演し話題を集めた。武田鉄矢版「水戸黄門」では格さん(渥美格之進)役を務める。今後は、BS プレミアム「柳生一族の陰謀」に徳川忠長役で出演する。

モンテカルロ・イリュージョン 木村伝兵衛役・多和田任益プロフィール

多和田任益

多和田任益

2011年に舞台デビュー。2012年~ミュージカル『テニスの王子様』 2ndシーズンで手塚国光役を演じて注目を集め、2017年には『熱海殺人事件 NEW GENERATION』で熊田留吉を演じた。近年の主な出演舞台は『文豪ストレイドッグス』、『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』、梅棒 EXTRAシリーズ『ウチの親父が最強』など。2015年スーパー戦隊シリーズ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」や映画 『ひだまりが聴こえる』主演、WEBドラマ「RIDER TIME 仮面ラ イダーシノビ」主演など映像分野でも活躍中。

演出・中屋敷法仁プロフィール

演出家・劇作家。柿喰う客・代表。高校在学中に発表した『贋作マクベス』にて、第49回全国高等学校演劇大会・最優秀創作脚本賞を受賞。独特の感性と高い演劇教養を武器に、幅広い舞台作品を手がける。柿喰う客全作品の脚本・構成・演出を担う。近年では外部作品にも多く参加し、日本の演劇界を支える一人として、様々なジャンルの舞台 作品を創作している。主な舞台作品に、パルコ・プロデュース『露出狂』『サクラパパオー』、Dステ『柔道少年』、青山円劇カウンシル『赤鬼』、トライストーン・エンタテイメント『女中たち』、舞台『文豪ストレイドッグス』、舞台『黒子のバスケ』など。

公演情報

『改竄・熱海殺人事件』
 
東京・紀伊國屋ホール 2020年3月で上演決定(大阪・福岡公演あり)
公演詳細情報は近日公開予定
 
■作:つかこうへい
■演出:中屋敷法仁
■出演
<ザ・ロンゲストスプリング>  木村伝兵衛部長刑事役・荒井敦史 
<モンテカルロ・イリュージョン>  木村伝兵衛部長刑事役・多和田任益
 
<東京公演>
■提携:紀伊国屋書店
■制作協力:つかこうへい事務所/アール・ユー・ピー
■制作:ゴーチ・ブラザーズ 主催:ニッポン放送/ミックスゾーン
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