島田歌穂がトークショーでレミゼを語る 『岩谷時子とレ・ミゼラブルについて語ろう』が開催
(左から)島田歌穂、村岡恵理
2020年2月22日(土)ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)において、『岩谷時子とレ・ミゼラブルについて語ろう』と題し、作家の村岡恵理と島田歌穂のトークショー&サイン会が開催される。
越路吹雪のマネージャーとして奔走しながら、数々の大ヒット歌謡曲の作詞家としても知られる岩谷時子の人生を辿った『ラストダンスは私に 岩谷時子物語』(光文社)の著者・村岡が、女優・歌手として活躍する島田を迎え、公開インタビューを行う。岩谷が訳詞を手掛けた代表的な作品である舞台『レ・ミゼラブル』で、エポニーヌ役を演じた島田が、その創作の裏側と作品の魅力に迫る。
令和時代になってもなお、多くのファンに愛される岩谷は、大輪のバラのように華のある越路とは対照的に、常に控えめで静かな月のような存在感だったという。しかしその冷静な外見の内側に秘めた人一倍の情熱や、ワーキングウーマンのさきがけとしての苦悩は、これまであまり語られていないため、貴重な話が聞けるイベントとなるだろう。
島田歌穂(しまだかほ) 女優・歌手
1987年、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で脚光を浴び、同作の世界ベストキャストにも選ばれ、英国王室主催の御前コンサートに出演。出演回数は1,000回を超えた。参加したベストキャストアルバムが米国にてグラミー賞を受賞。主な出演作品は『ウエストサイド・ストーリー』『黙阿弥オペラ』『江利チエミ物語』『飢餓海峡』『ビリー・エリオット』『メリー・ポピンズ』『ナイツ・テイル』など、ミュージカルからストレート・プレイまで幅広い。 他にもディズニー映画『美女と野獣』(17年)、『メリー・ポピンズ リターンズ』(19年)にて吹き替えを務める。女優、歌手として幅広く活躍。芸術選奨文部大臣新人賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞など受賞多数。大阪芸術大学教授。昨年、デビュー45周年を迎え、ニューアルバム『Slow Ballade -おとこごころ-』をリリース
村岡恵理(むらおかえり) 作家
1967年生まれ、翻訳家・村岡花子の孫。成城大学文芸学部卒業後 雑誌の記者をしながら翻訳家の姉、村岡美枝と共に村岡花子の資料、蔵書の管理、研究に従事。また、日本とカナダの友好関係促進につとめる。著書『アンのゆりかご~村岡花子の生涯~』は2014年NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の原案となる。その他の著書に『アンを抱きしめて』(絵・わたせせいぞう/NHK出版)、 編著に『村岡花子と赤毛のアンの世界』(河出書房新社)など。 近著は2019年7月、 作詞家岩谷時子の生涯を描いた『ラストダンスは私に 岩谷時子物語』(光文社)
イベント情報
■聞き手:村岡恵理
■参加費:2,500円(当日精算)