劇団た組が外出自粛要請下でインターネット公演『要、不急、無意味(フィクション)』実施

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2020.4.14
(左から)秋元龍太朗 鈴木勝大 中山求一郎 諫早幸作

(左から)秋元龍太朗 鈴木勝大 中山求一郎 諫早幸作


劇団た組(主宰:加藤拓也)が、2020年4月18日(土)19日(日)の二日間、インターネット公演『要、不急、無意味(フィクション)』を実施する。作・演出は加藤拓也、そして秋元龍太朗鈴木勝大中山求一郎諫早幸作の4名が出演する。

あらすじ
映像付きグループ通話でつながっている友人男性4人。妻と東京に残るもの、青森に避難しているもの、筋トレをするもの、劇団活動をするもの、など三者三様の日常が会話で披露される。


外出自粛要請下でどこからでも観劇できる作品づくりの取り組みとして行うのが、今回のインターネットによる演劇公演だ。グループ通話の中で現在と未来が、みずみずしい台詞で綴られるとのこと。劇団主宰の加藤拓也が脚本を書き下ろし演出も手掛ける。また、通常の劇場公演では困難な24時開始の深夜上演もネット公演ならでは実現できた。

なお、詳細は劇団ホームページで案内、先着40名限定の事前申し込み制となる(公演情報欄参照)。

この公演について加藤拓也より次のコメントが届いた。

いわゆる演劇の中継ではなく、配信の特性をそのまま上演に持ちこんで、生放送ドラマとの違いを体験したり、演劇の性質は一体どこに担保されて演劇なのか、今この環境の中、この機会に改めて自分の中で検討してみたいと思います。

加藤拓也

加藤拓也

加藤拓也(かとうたくや)プロフィール:
大阪府出身。1993年12月26日生まれ。劇作家、演出家。高校在学中から構成作家として活動を始め、イタリアに渡り映像作家として活動。帰国後、劇団た組を立ち上げる。2017年より映像に進出、2019年日本テレビ『俺のスカート、どこ行った?』全話脚本、2020年TBSドラマイズム『死にたい夜にかぎって』全話脚本など、話題作を手がける。第7回市川森一脚本賞、第8回市川森一脚本賞ノミネート。2017年若手演出家コンクール優秀賞受賞(辞退)。

公演情報

インターネット演劇:劇団た組 インターネット公演『要、不急、無意味(フィクション)』
 
■作・演出:加藤拓也
■出演:秋元龍太朗 鈴木勝大 中山求一郎 諫早幸作

 
■日時:
2020年4月18日(土) 19:00-20:00/21:00-22:00/24:00-25:00
2020年4月19日(日) 13:00-14:00/15:00-16:00/17:00-18:00
■上演時間:4/14時点では skype、60分を予定
■視聴料金:無料
※申込は事前申込み制(先着40名まで)、受付期間は4月15日~4月18日10時まで劇団HP https://takumi.themedia.jp/ にて
※申込完了者には4月18日12時頃をめどに使用するプラットフォームが案内される。

■劇団公式サイト:https://takumi.themedia.jp/
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