マスクで小劇場に寄付 劇団アレン座によるSave The Stageプロジェクト始動
劇団アレン座を主宰する來河侑希が、現在新型コロナウイルスの影響で多くの公演が自粛となり経営困難となっている小劇場への支援を目的とした、Save The Stageプロジェクトを始動した。このプロジェクトでは、劇団アレン座オリジナルのデザインマスク、デザインマスクカバーを発売し、売上金の一部を小劇場に寄付をしていく。
2020年4月21日(火)、同プロジェクトの中心となるマスクのデザイン5種類が発表された。
マスクデザイン1
マスクデザイン2
マスクデザイン3
マスクデザイン4
マスクデザイン5
同デザインはペイントデザイナーのYoshimi Saitoのデザインをもとに、マスクデザインの世界としてAllen suwaruオリジナルデザイン全5種類を発表、数種類をマスク・マスクカバーデザインとして採用し、販売する。マスクの素材はガーゼや伸縮性のある布を使用し、使い捨てではなく、何度も洗って使える仕様になる予定。現在「Allen suwaru Official Online Shop 」で予約販売を受付しており、5月上旬より順次発送を予定している。
また、この企画を通して質問等があれば気軽に問い合わせてほしいとのこと。賛同者も募集しており、名前とメールアドレスを明記の上、連絡をしてほしいと呼びかけている。
來河侑希(劇団アレン座主宰)コメント
こんにちわ、劇団アレン座主宰の來河侑希と申します。
この度、劇団アレン座ではデザインマスク&デザインマスクカバーを発売し、存続が危ぶまれる小劇場(主は小劇場への寄付を考えています)等を対象に寄付をさせて頂くプロジェクトを始動します。劇団アレン座を応援して下さる方々、この企画に賛同して頂ける方々、マスクをちょっとお洒落にしながら、舞台で働く人々を応援しましょう。シェア、リツイート等して頂けるとありがたいです。※寄付させて頂く劇場は、広くヒアリングしながら決めていきますが、僕一人の力だと全劇場は無理だと思います。お世話になった所からだと思います。しかしこういう活動が色々な所で独自に始まっていけば、まんべんなく広がっていく可能性はあると信じています。
また何故、マスクかと申し上げますと、やはりどこにいっても未だにマスクが手に入らない。 あと、少しマスクのデザインが華やかになったりすると日常が楽しくなるかな?と考え、ペイントデザイナーのYoshimi Saitoさんのデザインを採用させて頂きました。彼女の作品も日常で使用する物にデザインをペイントするものが多く、この企画にマッチするのでは?と考えAllen suwaruで制作致しました。マスクカバーは、マスクの上にカバーをつけてデザイン性をマスクに足すようなものです。日常が少し華やかになったらいいなと思い作ってみました。
この企画のネーミングはSave the Cinemaのプロジェクトに賛同した際に、舞台でもこういったものを独自で初めてみたいと考え、Save the Stageと名付け自分自身のあくまで個人の劇団の活動として始めた企画です。他の名前を考えましたが、Save the〜というお名前で寄付の企画や署名活動などをされておりましたので、やはりSave the Stageがわかりやすいなと思い、Save the Cinemaのお名前に完全に影響された形で初めました。
この活動はあくまで、私の個人活動です。舞台に生かされ、舞台に助けられて来て、舞台があったから今の自分が、今の仲間がいる。それにただ感謝を返したいという思いだけです。大したものではないです。
今後、賛同してくださる方が、独自にこのお名前でどのような活動を初めて頂いてかまいません。なんなら劇団アレン座がこの名前を名乗り、企画を進めるより、著名な方々がはじめてくださった方が、舞台全体の為になると考えます。