約1万のバレエ公演に関する詳細な情報を収録した、「バレエアーカイブ」サイトがオープン
「バレエアーカイブ」
昭和音楽大学バレエ研究所が、国立情報学研究所高野明彦研究室の技術支援を得て、2020年3月にデジタルアーカイブサイト「バレエアーカイブ」を公開した。
本サイトは、日本で開催されたバレエ公演の記録が探すことができ、またそのデータを活用したグラフやギャラリー機能等を使って日本バレエの軌跡を辿ることができる、画期的なデジタルアーカイブだ。
「バレエアーカイブ」には1947年から今日までの、約1万のバレエ公演に関する詳細な情報が収録されており、収録データ量の大きさが特徴のひとつ。また、作品の上演回数変遷グラフを表示する機能やバレエ公演プログラムの表紙ギャラリーページを設けるなど、単に記録を集めただけでなく、それを元にデータを「見せる」工夫を随所に行っている。
さらに、利用者がより深くバレエを楽しむことができるよう、関連リンク等を充実させるなど、情報をつなげる機能も多く盛り込まれている。
「バレエアーカイブ」
バレエに関するデジタルアーカイブは世界的に見ても数が少なく、グラフ表示等の機能は珍しいものと言えるので、チェックしてみてはいかがだろうか。