英サドラーズ・ウェルズ劇場がナタリア・オシポワの作品映像を期間限定で公開 大石裕香振付作品ほか3つのプログラム
Sadler's Wells Theatre 公式サイトより
2020年4月24日(現地時間)より英・ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/sadlerswells)およびFacebook(https://www.facebook.com/SadlersWells)にてナタリア・オシポワの作品映像が配信されている。
ナタリア・オシポワは、ロシア出身のバレエダンサーで、2013年より英国ロイヤル・バレエのプリンシパル・ダンサー。今回公開されている動画には3つのプログラムが含まれており、アレクセイ・ラトマンスキー振付、デイビット・ハルベルク(David Hallberg)とのデュエット作品『Valse Triste』(2018)、ベルギーの振付家・シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)による作品でジェイソン・キッテルバーガー(Jason Kittelberger)、ジェームズ・オハラ(James O'Hara)と踊る『Qutb』(2016)、そして日本の振付家・大石裕香による、シューベルトの曲を使用したソロ作品『Ave Maria』(2018)だ。動画の冒頭にはオシポワのコメント、動画の途中にはミニインタビュー映像も収録されている。公開は、現地時間5月1日(金)19:30(日本時間:2020年5月2日(土)3:30)まで。
なお、オシポワは2020年9月10日(木)~13日(日)彩の国さいたま芸術劇場で上演される『Two Feet』(演出・振付:メリル・タンカード)で来日を予定している。
サドラーズウェルズ劇場は新型コロナウイルス感染拡大に伴い2020年6月9日までのプログラムを中止しており、公式サイトでは「Sadler's Wells Digital Stage」として今後も1週間ごとに過去作品映像の公開を予定しているほか、ワークショップ動画を公開している。また、寄付の受付も行っている。