宇宙最強の仕切り直し ドニー・イェン『イップ・マン 完結』新たな公開日が決定&主演・監督インタビュー映像を解禁
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封切りが延期されていた映画『イップ・マン 完結』が7月3日に公開されることが決定した。
『イップ・マン』は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『トリプルX:再起動』などで知られる“宇宙最強”の俳優ドニー・イェンが、ブルース・リーの唯一の師=イップ・マン(葉問)を演じるアクション映画シリーズ。最新作にして完結編となる『イップ・マン 完結』では、イップ・マンを演じるドニー・イェン、監督のウィルソン・イップ、製作のレイモンド・ウォンが集結。『イップ・マン外伝 マスターZ』ではメガホンをとったユエン・ウーピンがアクション監督を務める。キャストとしては、イップ・マンの妻ウィンシン役のリン・ホンや、『エクスペンダブルズ2』『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス、ブルース・リー役のチャン・クォックワンらが出演している。
当初は5月8日(金)の公開を予定していた本作は、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、公開を延期。その後、5月6日に発表された第39回香港電影金像奨では、ユエン・ウーピンがアクション監督賞を受賞したほか、編集賞、音響効果賞の三部門で受賞している。
新たな公開日の発表とともに、製作・主演をつとめたドニー・イェン、同じく製作を兼任したウィルソン・イップ監督のインタビュー映像が公開されている。10年以上にわたり、同シリーズを作り続けてきたふたり。イップ監督は「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました。イップ・マンは自分が病気であることを知り、そのため息子の未来を考えるのです」と解説し、ドニー・イェンは「息子のため留学先をみつけようとしますが、海外で暮らすことが息子にとって最良か疑問に思うのです」と語るなど、どちらも本作のドラマ性に言及。また、イップ監督が「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」と説明するアクションシーンの撮影風景も収められている。
映画『イップ・マン 完結』は、7月3日(金)新宿武蔵野館他全国順次公開。