6・26格闘技の日の無観客試合はRJPW軍vs藤田軍全面対決へ!初代タイガーマスクと神田明神がコラボレーションイベント発表!

レポート
スポーツ
2020.6.18

画像を全て表示(11件)

6月10日(水)、RJPWが江戸総鎮守として知られる神田神社(神田明神)にて記者会見をおこない、初代タイガーマスクと神田明神のコラボレーションイベント開催を発表した。

また、6月26日(金)に開催される「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6」出場のスーパー・タイガーとUWAアジアパシフィックヘビー級王者・間下隼人がコメントを出した。

当日はストロングスタイルプロレス特設ホールにおける無観客開催(18時30分よりニコニコプロレスチャンネルにて実況生中継)で、メインイベントはリアルジャパン軍vs藤田軍の全面対決。まずはリアルジャパンのエース、スーパー・タイガーが船木誠勝とのタッグ結成が正式に決定。対する“第14代レジェンド王者/はぐれIGFインターナショナルの藤田和之は誰をパートナーとして連れてくるのか? 参戦人数など、正式な試合形式を含めて今後の発表が待たれるところだ。

神田明神とのコラボレーションでは6月13日(土)9時より、プロレスラーでは初となる神社との正式なコラボお守り『初代タイガーマスク 勝守』の授与が開始(初穂料800円)。勝負や武道の神としても知られる平将門を祀っている神田明神の『勝守』が初代タイガーマスクとコラボするということで、武道へのご利益はとても期待できる。お守りの表面には初代タイガーマスクのマスクが、裏面には神田明神の文字が縫われている。

7月11日(土)から8月30日(日)までは神田明神資料館にて「初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展」という特別展が開催される(土日祝祭日9時~16時、平日9時~16時、拝観料=大人300円、学生200円、中学生以下無料)。初代タイガーマスクのマスクや今までの変遷を展示すると同時に、昔の武道の精神や日本の文化のもとになっている『国学』より、初代タイガーマスク・佐山サトルが尊敬している本居宣長の資料展示が行われる。

拝観者にはビックリマンチョコで有名な『ビックリマンシリーズ』にて、ビックリマン2000シリーズの公式デザインを担当したエサカマサミさんによる初代タイガーマスクシールをプレゼント)。

8月26日(水、18時~)には神田明神が文化講座として年に数回開催している『明神塾』にて、初代タイガーマスク・佐山サトルによる『武道と日本文化について』の講演が行われる事も決定。コラボレーション期間の集大成として初代タイガーマスク・佐山サトルが神田明神に登場する。

※日程等は都合により変更の可能性あり。

平井丈雅(代表)「先般、6月26日(ストロングスタイルプロレス特設ホールにおける無観客での)「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6」の開催を発表させていただきました。現在、対戦カードにつきましては、鋭意交渉中でございますが、まずこの時点でメインイベントにつきましては、リアルジャパンvs藤田軍。リアルジャパン軍にはもちろんスーパー・タイガー。そして佐山サトル不在を私が守ると断言していただきました船木誠勝選手。そのほかの選手は交渉中です。藤田軍は藤田和之(ほか)。藤田和之選手がどの選手を藤田軍として連れてくるのか、いまその答えを待っているところでございます。のちほどスーパー・タイガー、間下隼人よりお話しさせていただきます。では、初代タイガーマスク、新間寿、神田明神さまとのコラボレーションにつきまして発表させていただきます。本日は新間寿会長、そして神田明神禰宜・岸川雅範さまにご登壇いただきます」

岸川雅範権禰宜「今回、初代タイガーマスク様とのコラボレーションを6月から8月にかけてさせていただきます。まず6月なんですけども、神田明神は勝負の神様でもございますので、こちらの“勝守”で初代タイガーマスク様とラボレーションさせていただきました。7月11日(土)から8月30日(日)まで『初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展』というものを神田明神資料館で特別展をさせていただきたいと思います。こちらは初代タイガーマスク様のマスク、およびタイガーマスク様の変遷を展示すると同時に、初代タイガーマスク様は非常に神社信仰に厚い方ですので、伊勢神宮とか神田明神の歴史を紹介したいと思います。さらに昔の武道の精神と日本の文化ということで、その元になっています江戸時代の国学というのがあります。古事記、日本書紀、最古の日本の歴史を語る本、あるいは万葉集、そういったもので日本の心、日本の生き方、日本の思想文化を学ぶのが国学なんですけども、その中で初代タイガーマスク佐山サトル様が非常に尊敬しております本居宣長、さらに神田明神はほかの古学者にも非常に関係のある神社ですので、そういった資料もたくさんあります。そうした資料を同時にコラボレーション展示をさせていただきたいと思います。ですので、初代タイガーマスクさんの歴史、さらには佐山様、初代タイガーマスク様が尊敬している国学、その歴史の展示。この2つの展示をさせていただきたいと思います。ちなみにお守りの袋の中にステッカーが入っているんですけども、こちらは拝観者にプレゼントするもので、こちらはビックリマン(シール)をデザインしたエサカマサミさんにデザインを提供していただきました。こちらを拝観者にプレゼントしたいと思います。そして8月ですが、明神塾というものを年に6回ほどやっておりまして、その中で8月26日(水)18時よりこちらの会場にて『武道と日本文化』ということで初代タイガーマスク様に講演をしていただきます。というわけで6月13日(土)からお守り、さらに7月11日から(8月30日まで)は特別展、さらに8月26日には講演ということで、6月7月8月というところで初代タイガーマスク様と神田明神のコラボレーションをさせていただくことになっております。よろしくお願いいたします」

新間寿(会長)「昔から言われるように、江戸っ子というのがいました。江戸っ子? オレは神田の生まれよと。神田と言えば江戸っ子。江戸の代名詞というのが神田。私は野村胡堂という作家の『銭形平次』を愛読しておりました。銭形平次は神田の生まれでございました。そして、天国と地獄があって、閻魔大王が現世に出てきて人々に教えを説くときはお地蔵さまになる。お地蔵さまとなって、そしてその地蔵さまがいろんな人々に形を変え、そして言葉を換えて多くの人々にいろんなことを問いかけ、そして自分自身がいま置かれている立場を多くの人々に見せて、その人々の対応を見て勧善懲悪を果たしたという、私ども子どもの時代にはそういう物語がいっぱいありました。『桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く、梨の大馬鹿十八年』。このタイガーマスクのお守りを持つことによって、桃栗三年、3年で理解できた人。そして柿八年、柿になって8年目で理解できた人。柚子は九年で花が咲く、9年で理解できた。梨だけは、オマエは本当に大馬鹿だ、18年かけなければ理解できないと。それを18年かかる人が11年、9年になる、8年になる。プロレスと一緒です。10分1本勝負の人間が15分1本勝負に昇格し、20分1本勝負から30分1本勝負に。特別試合30分1本勝負がセミファイナルになってメインイベンターになった。そういう気持ちを持たす、そういう気力を持たすのは、このタイガーマスクのお守りでございます。私はこのお守りが、平井が神田明神さまとご一緒に作り上げるという話を聞いて、私も気力が沸きました。10日間、実家を出ましてある場所で私は毎日トレーニングをいたしました。8泊9日でやった回数が、3500回。腕立て伏せから腹筋、ヒンズースクワット。そういう気力を持つというのが初代タイガーマスクと一緒に私はこれからも神田明神と、神田明神というのは平将門をお祀りしている。この磁力の優れた平将門を守護神として持っている神田明神、ここで初代タイガーマスクがコラボレーションして、新型コロナ(ウィルス)のこの時代にお守りが出るという、本当に初代タイガーマスクの力であります。初代タイガーは何百万人にひとりではありません。何千万人にひとりしかいない、それだけの力を持った男です。私はこのお守りを多くの人に持ってもらいたい。『桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く、梨の大馬鹿十八年』。これをひとつひとつクリアーしてこれを持つことによって、初代タイガーマスクを思うことによって、神田明神をお参りすることによって、自分自身の気力が充実していくという、このお守りをまずプロレスマスコミのみなさまに持っていただいて、ひとりでも多くの人たちに対し、6月、7月、8月のタイガーマスクと神田明神さまがおこなうこのコラボに是非参加していただいて、ひとりでも多くの人に知らせてもらいたいと思います」

平井「神田明神さまと初代タイガーマスク、新間寿とのコラボレーションの勝守。この勝守、もちろん一番弟子のスーパー・タイガー、そして間下隼人含めて、私たちも常に持ちます。このお守りとともに、初代タイガーマスク佐山サトル総監とともに、新間寿とともに、神田明神様とともに、歩ませていただきます」

――コラボレーション実現の経緯について。

岸川禰宜「私はいま47歳なんですけども、初代タイガーマスクさんのデビュー戦から生中継で観ながらワクワクしていたので当然大ファンであることは確かなんですけれども、初代タイガーマスク様の道場がすぐ近くにあるんですね。またLLPW-Xという神取忍さんの団体とかDDTさんの路上プロレスをやったりとか奉納プロレスをやったりとかありましたので、神社とプロレスは、親和性が高くてですね、初代タイガーマスク様とはご縁がありまして、お知り合いになることができて、RJPWさんの会場に何回も足を運んだり、ご招待いただいたりしたもので、拝見させていただいたんですけども、その中で講演をいただけないかというお話でご了承をいただきまして、お話をしていただくことになりました。私は資料館、博物館の担当をしておりまして、資料館があってさらに佐山サトル様が国学という学問に非常に造詣が深くて、話を聞いていただいておもしろいということでお話をしたら、こちらも快くご快諾いただき、さらにお守りですね。勝守ということでこちらもコラボさせていただきました。私どもの個人的な趣味も入っていると職員にはよく言われるんですけども、おそらくプロレスとお守りのコラボレーションは初めてと思っています。神田明神ですが何でも一番最初にやりたがりの人間が多いもので、是非いろいろコラボレーションしたいということで進めて参りました」

――今回のコラボについて初代タイガーマスクの反応は?

新間「佐山ちゃんは、勿論喜んでいます!」

平井「佐山総監(初代タイガー)は、今回、神田明神様とのコラボレーションを、非常に新間会長と共に喜ばれておりまして、8月26日の講演会『武道と日本文化』におきまして、プロレスと並び自分の一番の人生のテーマであります武道をお話しできるということを心から楽しみにしております、と述べておりました」

つづけて、6・26に出場するスーパー・タイガーと間下隼人が大会に向けて意気込みを述べた。

スーパー・タイガー「前回負けて、また私との果し合いを(藤田が)受けてくれたと私は思っているので、それに対してしっかりと結果で応えていきたいと思います」

間下隼人「前回(6月6日)の記者会見でもお話させていただんですが、自分はこのベルト(UWAアジアパシフィックヘビー級王座の価値を上げていきたいと思いますので、可能であれば防衛戦をボクは望みますけど、どんな相手が来てもボクはいつもどおりガムシャラにいこうと思います。対戦相手は平井代表にお任せします!以上です」

――(スーパーへ)船木とのタッグは決まっているが、最終的な試合形式として6人タッグ、8人タッグなど望む試合形式はある?

スーパー「私は藤田選手とまた闘えるのであれば、タッグマッチ、何人でもいいです」

――(スーパーへ)藤田軍の選手として参戦を望む選手はいる?

スーパー「ちょうど1年前なんですけど、船木選手と組んで藤田選手たちと闘って。自分は藤田選手のパートナーに足をすくわれて実際にやられたんで、前回の杉浦(貴)選手もそうですし、またNOSAWA(論外)選手、また新たに違う選手が来るという可能性、いろんなパターンを自分としては考えておかないと、また足元をすくわれないようにしっかり15周年を勝って締めたいと思っています。その相手が誰であろうと。そう思っております」

シェア / 保存先を選択