メインはシェイドゥラエフvs朝倉未来！ 12/31『RIZIN師走の超強者祭り』試合順決定

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試合順決定。『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』は12月31日（水）さいたまスーパーアリーナでゴング

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『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』が12月31日（水）、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県）で行われる。その試合順が決定した。

メインにはフェザー級タイトルマッチのラジャブアリ・シェイドゥラエフvs朝倉未来戦、セミファイナルにはライト級タイトルマッチのホベルト・サトシ・ソウザvsイルホム・ノジモフ戦が組まれた。

一方、第9試合に組まれていた斎藤裕 vs. YA-MAN戦の中止が緊急発表された。

■『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』対戦カード＆試合順

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来

▼第15試合フェザー級タイトルマッチ
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来

ホベルト・サトシ・ソウザ vs. イルホム・ノジモフ

▼第14試合ライト級タイトルマッチ
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. イルホム・ノジモフ

～休憩～

扇久保博正 vs. 元谷友貴

▼第13試合フライ級タイトルマッチ
扇久保博正 vs. 元谷友貴

井上直樹 vs. ダニー・サバテロ

▼第12試合バンタム級タイトルマッチ
井上直樹 vs. ダニー・サバテロ

伊澤星花 vs. RENA

▼第11試合女子スーパーアトム級タイトルマッチ
伊澤星花 vs. RENA

クレベル・コイケ vs. ヴガール・ケラモフ

▼第10試合クレベル・コイケ vs. ヴガール・ケラモフ

▼（中止）第9試合斎藤裕 vs. YA-MAN

～休憩～

▼第8試合福田龍彌 vs. 安藤達也

▼第7試合秋元強真 vs. 新居すぐる

▼第6試合カルシャガ・ダウトベック vs. 久保優太

▼第5試合神龍誠 vs. ヒロヤ

▼第4試合後藤丈治 vs. ホセ・トーレス

▼第3試合篠塚辰樹 vs. 冨澤大智

▼第2試合雑賀“ヤン坊”達也 vs. “ブラックパンサー”ベイノア

▼第1試合芦澤竜誠vs.ジョリー

～オープニングセレモニー～

▼第0試合 RIZIN甲子園2025 決勝戦
須田雄律 vs. ヤマザト・エンゾ・マサミ

斎藤裕 vs. YA-MANが大会直前で中止になった理由について、RIZINの榊原信行CEOは、26日に行われた会見冒頭、YA-MANが試合9日前の練習で怪我を負ったことを明かした。

その後、左の鼻の穴にチューブを刺したYA-MANがビデオメッセージに登場。「試合前、最後のボクシングのスパーリングで、眼球にパンチをもらい、左目の眼窩底骨折をしてしまい、即手術することになり、今回は欠場させていただくことになりました」と沈痛な面持ちで話した。

そして、「対戦相手の斎藤選手、この試合に向けて色々なものを犠牲にして、体を作って下さっていたのにも関わらず、本当に申し訳ありませんでした。この試合を楽しみにしてくださっていたファンにみな様にも本当に申し訳ありません」とお詫びのコメントを続けた。

ボクシングのスパーリングでは、ヘッドギアを装着し、16オンスのグローブで、安全面に配慮して、怪我の無いように心がけていたというが、不慮のできごとで、欠場を余儀なくされた。YA-MANは「すごい自分の中で、この試合にかけていたものがあるので、すごい悔しい気持ちです」と言葉を絞り出すと、斎藤とファンへのお詫びの言葉を繰り返した。

この発表会見に出席した斎藤は、これを受けて「この試合に向けてたくさんの人に応援してもらって、自分の中でもいろんな思いを持って試合を決めて、すごくいい状態だった。試合が実現しなくなって、言葉にできないというか、何て言ったらいいんだろうとい気持ちが強い」と、まだ頭の中を整理できていない様子を見せた。

それでも、「ファンの皆さんには本当に申し訳ないという気持ちなんですけど、自分自身ものすごく残念です。RIZINの10周年というすごく大事な大会の中で、試合できないことのもどかしさがあります。自分の中で重いものを抱えてやっていたので」と、言葉を探しながら、やりきれない思いを説明した。

榊原CEOは、代替選手も考えたが、「RIZIN10年目の舞台を取り繕うためだけに、斎藤裕という一人の格闘家の生きざまとか、思いとか、ここまで積み上げてきたものに水を差したくない。斎藤に割を食わせたくないなとすごく思った」という。

そして、「生きるか死ぬかと思って大晦日の準備をしてきた斎藤は、他の相手では全部をかけてリングに上がれない。魂と魂のぶつかり合いができるイメージが斎藤に湧かないと思った」という榊原CEOは、「スパッと中止」を決断したことを明かすと、「2026年のしかるべきタイミングで斎藤の生きざまを見ていただける舞台を作る」ことを、横に座っていた斎藤とファンに約束した。

RIZIN10周年イヤーの最後を飾る『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』。注目カードのひとつを中止せざるを得なくなったものの、榊原CEOは「この10年を締めくくる上で、過去にないラインナップを並べている」と胸を張る。ゴングが待ちきれない。