GACKT、紀里谷和明監督の新作映画『新世界』制作に参戦 クラウドファンディングのリターンにGACKTアイテム追加も
GACKT
紀里谷和明監督が進める新作映画プロジェクト『新世界』の制作にGACKTが参加することが発表された。
映画『新世界』は、映画『CASSHERN』『GOEMON』『ラスト・ナイツ』などで知られる紀里谷監督の新作。紀里谷監督が長年、構想を温めてきた企画で、近未来の日本を舞台に、織田組の信長や武田組の信玄ら戦国時代の人物をモチーフにしたギャングたちが覇を争う姿を描くという。6月10日(水)より、パイロット映像制作のためのクラウドファンディングプロジェクトをMakuakeにてスタート。クラウドファンディングでは、同作のパイロット映像(約90秒)の制作を行うための制作応援サポーターを募集。1,300万円を集めることを目標としている。制作は、紀里谷監督が代表をつとめるKIRIYA PICTURESとCGプロダクションのエヌ・デザインが担当。2020年8月から、約2、3ヶ月の期間で、基本的に全てリモートで制作を行うことを想定しているとのこと。また、Zoomなどを活用した打ち合わせ自体を配信するなど、制作プロセスも公開するという。制作期間中に、状況を報告したり、質問を受け付けるオンラインイベントなども定期的に開催される予定。
映画『新世界』
同プロジェクトは、クリエイティブ業界の環境やそのあり方について問題意識を持つ紀里谷監督が「クリエイティブの復興」を掲げ、制作の過程や発表、マネタイズまで、新しい形での作品づくりを通し、芸術の本質を問いかけることを目指しているという。GACKTは、紀里谷監督の想いに賛同し、作品制作に参加しすることを決めたそう。どのような形で作品に参加するかなど、詳細は追って発表されるとのこと。
GACKTのコメントは以下のとおり。
GACKT
世界中が混沌の淵にある。
そんな中で、こういった質の高い芸術が日本から生み出されることにボクGACKTも心打たれました。
ともすれば地球上からエンターテイメントが消滅しかねない状況でクリエーターやアーティストが立ち上がり、力を結集させて、 そしてそれを支持するサポーターたちが立ち上がってくれる。
ただ観衆になるだけでは無く、誰もが一緒に創り上げてゆく。
盟友・紀里谷監督だからでは無く、この作品の在り方に対して、ボクもひとりの日本人アーティストとして参加します。
映画『新世界』
Makuakeにて実施中の『新世界』クラウドファンディングプロジェクトは、2020年8月10日(月)までが期限。1,300万円の目標に向け、7月27日(月)時点で約830万円を集め、現在も引き続き支援を募っている。なお、GACKTの参加決定を受け、「GACKT登場シーンの劇中カットポスター」「GACKTのサイン入り登場シーンの劇中カットポスター」「『新世界』 絵コンテ」「紀里谷監督との1on1セッション(60分)参加&エンドロールクレジット」の4つがリターンとして新たに追加されている。詳細は、『新世界』クラウドファンディングプロジェクトサイトを確認しよう。
なお、今後も作品制作に参加するアーティストやキャストが順次発表予定だ。