近藤芳正ら舞台キャストが再集結 「『斜交』~昭和40年のクロスロード」がオーディオドラマで配信決定

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2020.7.31
ACM劇場プロデュース『斜交』~昭和40年のクロスロード~(2017年)撮影:刑部アツシ

ACM劇場プロデュース『斜交』~昭和40年のクロスロード~(2017年)撮影:刑部アツシ

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水戸芸術館ACM劇場が制作するオーディオドラマ第2弾として、2017年に同劇場が制作した「『斜交』~昭和40年のクロスロード」が配信されることが決定した。

オーディオドラマ「Art Tower Mito AUDIO DRAMA SERIES」は、コロナ禍の中でも、自宅で音声で楽しめるドラマとして、ACM劇場が制作。第1弾の『最貧前線~「宮崎駿の雑想ノート」より~』は、水戸芸術館ホームページ「おうちで楽しむ水戸芸術館」特設ページにて期間限定で無料配信され、各方面より大きな反響を呼んだ。

ACM劇場プロデュース『斜交』~昭和40年のクロスロード~(2017年)撮影:刑部アツシ

ACM劇場プロデュース『斜交』~昭和40年のクロスロード~(2017年)撮影:刑部アツシ

今回発表された第2弾「『斜交』~昭和40年のクロスロード~」は、2020年秋、配信予定。茨城県土浦市出身の、昭和の名刑事・平塚八兵衛が解決した「吉展ちゃん誘拐事件」。その最後の10日間、息詰まる攻防を描いた緊迫のドラマが『斜交』だ。オーディオドラマには、舞台と同じメンバーが再び集結。刑事役には水戸芸術館をこよなく愛する名優・近藤芳正、近年活躍が著しい劇団「温泉ドラゴン」の主要メンバーにして茨城県土浦出身の筑波竜一、そして若手刑事役に若手実力派の中島歩が引き続き務める。

なお、オーディオドラマ第1弾『最貧前線~「宮崎駿の雑想ノート」より~』は、8月7日(金)~8月23日(日)までアンコール配信されることが決定している。

配信情報

オーディオドラマ「Art Tower Mito AUDIO DRAMA SERIES」
 
・第1弾『最貧前線 ~「宮崎駿の雑想ノート」より~』 アンコール配信
2020年8月7日(金)~8月23日(日)まで、無料配信予定
特設ページ:https://www.arttowermito.or.jp/sp/poorfront310acm/audio/
・第2弾 「『斜交』~昭和40 年のクロスロード~」
2020 年秋、配信予定
 
【作品情報】
『斜交』~昭和40年のクロスロード~
[脚本]古川健(ふるかわ・たけし/劇団チョコレートケーキ)
[演出]高橋正徳(たかはし・まさのり/文学座)
[出演]近藤芳正、筑波竜一、中島歩、福士惠二、五味多恵子、渋谷はるか
あらすじ:
土浦市出身の刑事・平塚八兵衛によって、勾留期限の最終日に劇的な展開で解決した昭和の大事件「吉展(よしのぶ)ちゃん誘拐事件」。その事件をモチーフに、現代にも通ずる男の生き方を描きます。刑事の前に居たのは、昭和39年の東京オリンピックの輝かしい波に乗れなかった不幸な男。刻々と迫る勾留期限。果たして取り調べは間に合うのか――。
■2017年公演時の特設サイト http://shakkou310.com/
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