『愛の不時着』ヒョンビンの海兵隊生活に密着 ドキュメンタリー写真集『ヒョンビン、海兵隊の日々』が未収録カット追加・新訳で復刊

俳優・ヒョンビンの軍隊生活に迫るドキュメンタリー写真集『ヒョンビン、 海兵隊の日々』が9月7日に発売されることがわかった。

Netflixで配信中のドラマ『愛の不時着』で北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクを演じたヒョンビン。彼は、ドラマ『シークレット・ガーデン』が大ヒットしていた時期、2010年末から2011年初めにかけ、最も厳しいといわれる海兵隊に自ら志願し入隊した。本書は、2011年3月7日の入隊から2012年12月6日の除隊まで、ヒョンビンの21ヶ月にわたる海兵隊生活に密着したドキュメンタリー写真集だ。

ヒョンビンが海兵隊で過ごした21ヶ月間は、30代を迎える時期。写真集には、自分より若い同期の訓練兵とともに汗を流し、冷たい海に飛び込み、厳しい訓練を耐え抜き、軍人キム・テピョン（ヒョンビンの本名）となったヒョンビンの日々が記録されている。水陸両用装甲車訓練や軍用ゴムボート訓練、射撃訓練、ロープを使って高所から降りるラッペル訓練、市街地戦闘訓練などの写真、同期の訓練兵との交流、修了式の感極まった表情など、ドキュメンタリー写真ならではの写真が満載。浦項（ポハン）での7週間の新兵訓練と、配属された白翎島（ペンニョンド）での軍隊生活を中心に、21カ月の間で彼が何を学び、何を思い、どんな境地に達したのかに迫っている。

『ヒョンビン、 海兵隊の日々』は、カバー裏面にポスターにもなるリバーシブルデザインを採用。本書は、『ヒョンビン、限界に挑む。――海兵隊入隊ドキュメンタリーBOOK』（イースト・プレス、2014年）の新訳での復刊で、DVD付録は付かないものの、旧版には未収録の写真も収めた“完全版”として発売される。