ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『DUNE/デューン 砂の惑星』日本公開が決定 主演ティモシー・シャラメ「合成したシーンはたった二つ」

2020.9.11
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映画『DUNE』(原題)が邦題『DUNE/デューン 砂の惑星』として日本で公開されることが決定した。

フランク・ハーバートのSF小説『デューン/砂の惑星』シリーズは、1965年の第一作発表以来、『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』など数多の作品に影響を与え続けてきた。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、主人公ポールら救世主一族の運命と、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開する同シリーズは、これまでにアレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挫折。その後、デヴィッド・リンチ監督による1984年の映画『デューン/砂の惑星』や、テレビ版など幾度か映像化が試みられてきた。

今回の『DUNE/デューン 砂の惑星』では、『ブレードランナー2049』や『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとり、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』などのティモシー・シャラメが主演。『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する女性チェイニーを演じるほか、『アクアマン』のジェイソン・モモアや、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンらがキャストに名を連ねている。また、音楽は『ダークナイト』『ダンケルク』などのハンス・ジマーが手がけている。

 


公開された予告編では、「僕の中で何かが覚醒し始めてる」とのポール(ティモシー・シャラメ)の台詞を皮切りに、約3分にわたり『DUNE』の世界が描かれている。夢で未来を見ることができるポールは、チェイニー(ゼンデイヤ)と結ばれる将来や、反乱が起きることを予言。そんなポールの資質を、毒針を手にした教母ガイウス・ヘレネ・モヒアム(シャーロット・ランプリング)がテストする場面や、師ガーニ―・ハレック(ジョシュ・ブローリン)との剣術訓練シーン、荒涼とした砂の惑星に降りる無数の軍艦、暗雲の下、地の果てまで続くかのような敵勢の立ち並ぶ様子、ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)のソードアクションも収められている。そして、映像が砂の惑星デューンに蠢く超巨大生物サンドワームと対峙するシーンで締めくくられる。

 


また、シャラメやヴィルヌーヴほか、キャスト・スタッフ陣が多数登場する、オンラインQ&Aインタビュー映像も公開。シャラメらが「合成したシーンはたった二つ」などと、本作の大規模な撮影を振り返っている。

『DUNE/デューン 砂の惑星』は近日公開。

作品情報

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ 原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ゼンデイヤ ジェイソン・モモア ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画  
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