「熱くなりすぎている」綾野剛に北川景子「冷静でいなくてはと思っていました」 映画『ドクター・デスの遺産』新たな場面写真を解禁
新場面写真 (C)2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
11月13日(金)に公開される映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』から、新たな場面写真が解禁された。
本作は、2010年の『さよならドビュッシー』で、このミステリーがすごい!大賞を受賞してデビューした小説家・中山七里氏のクライム・サスペンス小説『ドクター・デスの遺産』を実写映画化するもの。二人の刑事が香終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件を捜査する姿を描いたクライム・サスペンスだ。登場する「ドクター・デス」は、130人を安楽死させて「死の医師」と呼ばれた、ジャック・ケヴォーキアンをモデルにしたという。警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人役で綾野剛が主演し、犬養のバディである冷静沈着な刑事・高千穂明日香を北川景子が共演。そのほか、前野朋哉、青山美郷、石黒賢、そして、岡田健史が新米刑事役で出演している。メガホンをとったのは、『神様のカルテ』などで知られる深川栄洋監督。
解禁された場面写真は、綾野演じる破天荒で直感型の犬養と、北川演じる冷静で分析型の高千穂の姿を捉えたもの。一日の捜査の終わりにふたりでいく居酒屋でのシーンを切りとったものだ。犬養は自分の直感を頼りに行動し、自分一人の判断で火葬場で焼かれる直前の遺体を鑑識に回したり、乱暴にドアを蹴破り、取り調べ室で怒号を飛ばす姿を見せるなど、型破りな人物。一方の高千穂は、犬養を隣で見守り、時には叱咤しながらも受け入れる。犬養を演じた綾野は、「高千穂といるときはまんまでよかったので、敢えて繊細さのある芝居はしていなかった」と北川との共演についてコメント。高千穂を演じる北川は、「隣を見ると熱くなりすぎている犬養さんがいるので、自分は冷静でいなくてはと思っていました」と自身のアプローチを明かしている。また、居酒屋でのシーンについて、「先輩後輩関係ない雰囲気を出したくて、この二人はこんな感じで長年相棒としてやってきたんだなという、二人の歴史が伝わったらいいなと思いました」と説明している。
『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金) 全国ロードショー。