イープラスが「エージェントビジネス」を本格始動 上野耕平、角野隼斗ら5名の若手アーティスト及び 反田恭平率いる株式会社NEXUSとパートナーとして契約
イープラスが「エージェントビジネス」を本格始動
株式会社イープラスが「エージェントビジネス」を開始、5名のアーティスト及び1社とエージェント契約を締結したことを発表した。
2000年のサービス開始以来、ネットに特化した販売を中核に事業を拡大したイープラス。現在は、『STAND UP! CLASSICFESTIVAL』(2018・2019横浜赤レンガ倉庫にて開催)など独自のイベント事業、ライブレストラン「eplus Livingroom Cafe and Dining」やメディア(SPICE)、グッズ販売(eplus shop)といった事業を展開し、今年5月には制の動画配信サービス「Streaming+」を開始している。配信事業においては、今回契約を結ぶピアニストの反田恭平と、4月にサントリーホールにてクラシック業界初となる有料制の無観客ライブ配信を共同企画し、会場キャパの5倍以上の配信視聴を販売したことでも大きな話題となった。
今回発表されたエージェントビジネス開始の背景には、ネット文化の進化と共に、自ら100万人規模の登録者を作るYouTuberの出現をはじめ、高いセルフプロデュース力でジャンルや世代の壁を超えてゆく可能性を持った新時代のアーティストたちが生まれはじめていることがあるという。その才能、セルフプロデュース能力と新しい価値観、そして自立性に着目し、彼らが持つタレントとイープラスが持つ顧客ベース・サービス・機能を合わせることにより、彼ら個々のさらなるファンとビジネスの拡大を目指すという。基本概念は、アーティストとの「対等なパートナーであること」とし、「彼らの自立性を尊重しながら、コンサートビジネスを中心とした当社の様々なサービス・機能と連動し、互いにパートナーとして活動してまいります」としている。
なお、今回契約締結が発表されたのは、上野耕平(サックス)、角野隼斗(ピアノ)、紀平凱成(ピアノ)、大井健(ピアノ)、髙木竜馬(ピアノ)の5名と、反田恭平(ピアノ)が代表を務める株式会社NEXUS。