毛利亘宏(少年社中)が立ち上げる新たな演劇ユニット 演劇の毛利さん–The Entertainment Theater Vol.0 『星の飛行士』の上演が決定
2021年1月に東京・大阪にて、演劇の毛利さん–The Entertainment Theater Vol.0『星の飛行士』の上演が決定した。
本公演は、毛利亘宏(少年社中)が企画・製作し、立ち上げる新プロジェクト“演劇の毛利さん–The Entertainment Theater”が始動、実験的なことをするという意味合いを込めて、“Vol.0”公演と題し上演する。
『星の王子さま』や『夜間飛行』、『人間の土地』の作家でもあり、飛行士でもあったフランスの“空飛ぶ作家” サン=テグジュペリが紡いだ物語をもとに、その物語の登場人物たちが入り乱れるファンタジーを毛利が脚本・演出を手掛け、オリジナルのミュージカルとして描き出す。
毛利がよりやりたいことをやるための演劇ユニット。“実験的なこと”は内容面だけではなく、コロナ禍で上演する演劇への取り組みとして、さまざまな新たな試みを本公演では実施していく予定だ。
本公演の出演者は近日中に発表されるとのこと。詳細は随時、本公演の特設ホームページにアップされるのでチェックしてみよう。
脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)メッセージ
毛利亘宏(少年社中)
今、我々は「何故、演劇をやるのか?」を問われています。
命を賭ける価値のあるのことなのか?
それはどうしても必要なことなのか?
そんなことより優先すべきことがあるのではないか?
そんな葛藤を作家であり飛行士であった“サン=テグジュペリ”を描くことで答えに迫っていきたいと思っています。
「人は何故、危険を冒してまで空を飛ぶのか」
その答えこそが今、我々が直面している問題に立ち向かうヒントになるのではないでしょうか?
演劇の可能性と、僕自身の覚悟に真摯に向き合い、やりたいことをやりたいようにやってみたいと思い、新たなユニットを立ち上げることにしました。
正直、これまで以上に大変なことをやろうとしていますが、これを乗り越えて、自分自身が心の底から楽しめる作品をつくりあげたいと思っています。
このタイミングだからこそ自分の名前を冠した新プロジェクトで勝負をします。
「演劇の毛利さん」と名付けたこの新たな挑戦にぜひともお付き合いください。
公演情報
2021年1月6日(水)~17日(日) 東京・サンシャイン劇場