無料配信で世界クオリティーの演奏が楽しめる TIVAA“on Live”&“at Home”『クリスマス・オペラ・ガラコンサート』が開催
東京インターナショナル声楽アカデミー(Tokyo International Vocal Arts Academy;略称TIVAA、 以下略称で記載)が、2020年12月12日(土)に3大陸30名の音楽家が集うオンラインコンサートTIVAA“on Live”&“at Home”『クリスマス・オペラ・ガラコンサート』を無料生配信する。「ワルキューレの騎行」など、配信曲の一部は12月4日(金)に実施するライブ・コンサートで収録。 ライブ公演と、オンラインコンサートがそれぞれ楽しめるコンサートとなる。
TIVAA芸術監督、アメリカを中心に世界のオペラ・ハウスで指揮者として活躍するホルヘ・パローディが厳選した世界的音楽家、日本を代表する音楽家たち30名による約15曲の演奏を、日本、中国、アメリカ、イタリアと4か国から配信。
出演者に名を連ねるのは、世界のトップ歌手が共演者として指名し、数々の賞に輝く、メトロポリタン歌劇場の副指揮者、ハワード・ワトキンス、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典で国歌を披露した森谷真理、二期会でスター・テノールとして活躍する山本耕平、アメリカでもその評価が日に日に高まるバリトンの新星、栗原峻希、五島記念文化賞新人賞を受賞の砂田愛理、新国立歌劇場を中心に活躍する田村由貴絵、マルチキャリアが注目を集める武井涼子、そして中国からはナン・チン、カナダ人歌手のウィリアム・デビアンなど、そのほかの出演者もホルヘ・パローディが認める実力者ぞろいだ。
ナビゲーターにはフォーブス ジャパンWeb編集部編集長の谷本有香をインタビュアーに迎え、出演者から普段はなかなか聞くことのできない演奏に対する思いなどが披露される。
オンラインコンサート配信曲の中でも、3曲程度はルーテル市ヶ谷ホールを舞台に、12月4 日(金)19時より、200名の定員に対し70名の観客を客席に入れ、感染対策を徹底して行うライブ公演から収録予定。本コンサートでは20曲の演奏を予定している。中でも『地獄の黙示録』の有名なヘリコプターシーンでもおなじみ、R.ワーグナー作曲、オペラ『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」の演奏は、ホルヘ・パローディのビデオ指揮に合わせ、8名の歌手、2台4手のピアノが共演する。
そして、今回制作するオンラインコンサートは、オンデマンドが可能な強みを生かし、無料生配信後も「U-NEXT」「観劇三昧」をはじめとするいくつかのプラットフォームで継続して販売する予定。また、特に「ワルキューレの騎行」はVR撮影を行い、歌手の視点、ピアニストの視点、指揮者の視点といった多彩な視点でリアルのコンサートでは観客が決して見ることができない映像を制作。360Channelなどで配信を行う。配信映像ならではの新しい体験に期待したい。
コンサート情報
ルーテル市ヶ谷ホール