吉沢亮は思惑を明かさず、若葉竜也は冷静沈着 棋士 VS AI “世紀の対決”をあおる映画『AWAKE』冒頭映像を解禁

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2020.11.27
 (C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

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12月25日に封切られる映画『AWAKE』本編から、冒頭映像が公開された。

『AWAKE』は、配給会社・キノフィルムズによる映画監督発掘プロジェクト『木下グループ新人監督賞』の第1回で、241本の企画の中からグランプリに選ばれた企画。2015年の将棋電王戦FINAL第5局で行われた、元奨励会員が開発したAI“AWAKE”と棋士の対局に着想を得て、山田篤宏監督が脚本を書き下ろした作品だ。乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の山田監督は、本作で商業映画デビューを飾る。

(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

劇中で描かれるのは、天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた大学生が、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす物語。主演に、映画『キングダム』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演を控える俳優・吉沢亮。共演に、若葉竜也、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことらが名を連ねている。

 


解禁された映像は、棋士VSコンピュータの“世紀の対決”が今まさに始まる瞬間を切り取ったもの。浅川陸七段(若葉竜也)による指し手と、ロボットアームによる精密な動き、それぞれが王と玉の駒を配置するシーンから始まる。リポーターや解説者のコメント、パソコン画面の「始まるううううううう」「キタキタキタキター」といったワード、「コンピュータなんかに人間は負けないから」と棋士の勝利を信じる子供など、対決をあおるような場面が続くが、かつてのライバルでソフト開発者の清田英一(吉沢亮)と、AI越しに再び相まみえる心境を聞かれた陸は、「特に意識はしてません。僕が闘うのはあくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静沈着に答える。一方で、英一自身は姿を見せずその思惑は明かされない。果たして、対局までにどんな物語があったのか。

『AWAKE』12月25日、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

作品情報

映画『AWAKE』
(2019年/日本/日本語/119分/カラー/シネマスコープ/5.1ch)
出演:吉沢亮 若葉竜也/落合モトキ 寛 一 郎/馬場ふみか 川島潤哉 永岡佑 森矢カンナ 中村まこと
監督・脚本:山田篤宏
製作総指揮:木下直哉 エグゼクティブ・プロデューサー:武部由実子 プロデューサー:菅野和佳奈 アソシエイトプロデューサー:新野安行 音楽:佐藤望 撮影:今井哲郎 照明:酒井隆英 録音:渡辺丈彦 美術:小坂健太郎 装飾:櫻井啓介 衣裳:松下麗子 ヘアメイク:小坂美由紀 音響効果:渋谷圭介 視覚効果:豊直康 PC画面制作:北郷宏行 演技事務:平藪明香 助監督:五藤陵 制作担当:米田伸夫 音楽プロデューサー:杉田寿宏 ラインプロデューサー:氏家英樹
将棋協力:日本将棋連盟 将棋電王戦協力:dwango DENSO DENSO WAVE プログラミング協力:コンピュータ将棋協会(CSA)
製作:木下グループ 制作協力:ザフール 制作・配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://awake-film.com/
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