井上芳雄、デビュー20周年イヤーへの思いを語る最新著作『夢をかける』を発売
ミュージカル・演劇界の最前線を走り続ける井上芳雄が、デビュー20周年イヤーへの思いを語る最新著作『夢をかける』を2020年12月21日(月)に発売する。
日本経済新聞社と日経BPが共同運営するサイト「NIKKEI STYLE」エンタメ!チャンネルで月2回連載中の「井上芳雄 エンタメ通信」を初めて単行本化。 2017年7月から2020年11月まで約3年半のコラムを「ショー・マスト・ゴー・オン」「ミュージカル」「ストレートプレイ」「歌手」「新ジャンル」「レジェンド」というテーマ別に再構成して、書き下ろしを加えた。
特に今年は、コロナ禍で演劇界は大きな打撃を受けたが、その逆境のなかでデビュー20周年イヤーを迎えた井上が、何を思い、どんな日々を送り、未来に何を残そうとしているのか、明日への希望や勇気が詰まった1冊となっている。
「はじめに」から(井上芳雄)
この本は僕自身の歩みや成長の記録であると同時に、 僕の目を通して、 演劇界を含むエンタテインメントの世界で、 何が起こっていて、 何が課題で、 どこに向かおうとしているのかをお伝えして、 一緒に考えるような内容にもなっています。 第1章ではコロナ禍のなか、 僕自身や演劇界の人々がどう過ごし、 再び立ち上がろうとしているのか。 この約1年を振り返りました。 少しずつ前に歩んでいる現在進行形の記録として読んでいただければと思います。
書籍情報
『夢をかける』
■著者:井上芳雄
■発売日:2020年12月21日(月)
■定価:本体2700円+税
■発行:日経BP
■発売:日経BPマーケティング
■仕様:四六判・並製・432ページ
■ISBN:978-4-296-10815-2
「目次」より
★コロナ禍で迎えたデビュー20周年イヤー
★「人生で一番長い休み」になって思うこと
★目指す場所があることの幸せをかみしめて
★ミュージカルのブームは本当だろうか?
★役者は何でもできないといけない
★演技は「背中」で演じるのが一番難しい
★歌手とは、 究極の「ひとり芝居」である
著者プロフィール
井上芳雄(いのうえ・よしお)
1979年7月6日生まれ。 福岡県出身。 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 大学在学中の2000年に、 ミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役で鮮烈なデビューを果たす。 以降、 ミュージカルを中心に様々な舞台で活躍する一方、 歌手活動やドラマへの出演など、 意欲的に活動。 第20回読売演劇大賞優秀男優賞ほか受賞多数。 著書に『ミュージカル俳優という仕事』(日経BP)。