「世界を変える」運動にワン・ダイレクションも参加表明
ワン・ダイレクション
「世界の未来を考えよう」ワン・ダイレクションが呼びかけ
“action/2015”というワードをご存じだろうか。
action/2015は、2015年が人類と地球の未来を変える転換点になる年だと考える市民の運動で、社会運動や草の根ネットワーク、世界中の何百もの団体が「2015年は世界の未来を決める岐路である」という思いのもとに集まった、連携組織。action/2015は、9月にニューヨーク、12月にはパリで開催される国連総会で世界の首脳がこれまでにない行動目標を決定するよう求める国際戦略の中で、様々なキャンペーンを展開、重要な役割を果たしているのだ。
既に各界からも、デズモンド・ツツ名誉大司教、マララ・ユスフザイ、サー・リチャード・ブランソン、シャキーラ、ベン・アフレック、ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツ、ボノ(U2)など数多くの著名人が支持を表明し、世界規模で注目を集めているが、この度、若きスーパースター、ワン・ダイレクションもこの運動を支援するため、より良い未来のためのキャンペーン「action/1D未来へのマニフェスト」を発表。世界中のファンに、「こんな世界に住みたいという熱い思いを動画や写真などの作品に込め、ハッシュタグ「#action1D」を使ってソーシャルメディアでシェアしよう」と呼びかけた。
ワン・ダイレクションは全世界トータルセールス5000万枚、日本でも累計170万枚を突破、今年行われた過去最大のジャパン・ツアーでは計20万人を動員するなど、言わずと知れたトップスター。今世紀最大のグループとさえいわれる彼らの参画と呼びかけは大きな反響を呼ぶことは間違いなく、「action/1D」と名付けられたこのキャンペーンは、action/2015の行う国際対話に世界の若者たちの声を加えるチャンスとなるに違いない。
これまでも各種活動やパフォーマンスを通じて、単なるアイドルグループにとどまらない存在感と実力を世に知らしめてきた彼らだが、またひとつ新たな一歩を踏み出すことになりそうだ。
以下、「action/1D」へのコメント
ワン・ダイレクション
「1Dファンが力を合わせた時の創造性とパワーはいつも素晴らしいから、僕らを取り巻く世界を本当に変えていくために、みんなで声を上げようと呼びかけることにしました。貧困をなくし、不平等を克服し、危険な気候変動を止める力が、若者には本当にあるのです。今こそ手を取り合って行動を起こし、僕らが地球の未来を大切に思っていると伝えるために声を上げる時です。」
ブレンダン・コックス(action/2015参加団体セーブ・ザ・チルドレンの政策・アドボカシーディレクター)
「ワン・ダイレクションは世界最大のバンドであり、何百万人もの若いファンに呼びかけることで、今の時代にとっての最重要課題に光を当ててくれました。国連の決定プロセスは通常、大きな意義があるけれど退屈でつまらないというイメージがありますが、ワン・ダイレクションの活動により、今年の国連サミットが意義深いだけでなく、一般の人々にとってエキサイティングなものになることを期待しています。なぜなら、国連総会の決定が実行に移されるためには、一般社会が関心を持って参加していくことが必須だからです。今の世代は本当に、未来をより良いものに変える鍵を握っているのです。」