KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭が、一部の公演をオンラインに変更
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新作上映会に変更となった、ナターシャ・トンテイ『秘密のグルメ倶楽部』イメージビジュアル。 ©︎Natasha-Tontey
2021年2月6日(土)~3月28日(日)に開催される「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 SPRING(通称KEX)」。当初フィジカルで開催予定だった、公式プログラム〈Shows〉の演目の一部が、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて、オンラインに変更されることになった。
対象となる公演は、ナターシャ・トンテイ『秘密のグルメ倶楽部』(3/9~14)と、ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre『父の歌(5月の3日間)』(3/24~28)。『秘密のグルメ倶楽部』はインスタレーションの展示+新作映像の上映会、『父の歌(5月の3日間)』はオンライン配信の形で、それぞれ公演を実施する。
ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre『父の歌(5月の3日間)』は配信に変更。 Photo by Wichaya Artamat
また〈Shows〉の作品と関連した、レクチャーやワークショップを行うシリーズ「Super Knowledge for the Future(SKF)」も、展示を除いた全企画を、オンライン配信のみとすることに。2月6日・7日に連続して開催予定だった、インディペンデント・キュレーター&映像作家の小原真史のトークイベントに関しては、6日分は中止、トークイベント「博覧会・博物館と人間の展示」は延期することが決定した。7日開催の「キュレーターズトーク」は、予定通りオンライン配信で実施する。
小原真史は展示企画『イッツ・ア・スモールワールド:帝国の祭典と人間の展示』(2/6~28。15日休館)でShowsに参加。 「学術人類館」(第五回内国勧業博覧会)1903年、個人蔵
オンライン配信となった2演目の
公演情報
■プログラム参加アーティスト:
〈Shows〉
小原真史、デイナ・ミシェル、垣尾優、フロレンティナ・ホルツィンガー、山本精一、ナターシャ・トンテイ、音遊びの会×いとうせいこう、中間アヤカ&コレオグラフィ、ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre、ママリアン・ダイビング・リフレックス/ダレン・オドネル
〈Kansai Studies〉
dot architects、和田ながら
■日程:2021年2月6日(土)~3月28日(日)
■会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都伝統産業ミュージアム、京都府立府民ホール“アルティ”、ほか
■料金:公演によって異なる。
※学生・ペア・車椅子など、各種割引あり。
※Showsプログラムの10演目すべてを鑑賞できるフリーパスあり(前売のみ)。
■公式サイト:http://kyoto-ex.jp/