「魚でも人でも生で食うのが好きらしい」男にチョン・ウソンが追い込まれる 映画『藁にもすがる獣たち』本編映像を解禁

2021.1.26
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(C)2020 MegaboxJoongAng PLUS M & B.A. ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED. (C)曽根圭介/講談社

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2月19日(金)公開の映画『藁にもすがる獣たち』から本編映像の一部が解禁された。

『藁にもすがる獣たち』は、曽根圭介氏による同名犯罪小説(講談社文庫)を韓国で映画化した作品。失踪した恋人が残した多額の借金の取り立てに追われる者、暗い過去を精算して新たな人生を歩もうとする者、事業に失敗してアルバイトで必死に生計を立てている者、借金のために家庭が崩壊した者など、金に取り憑かれた人々がぶつかりあう姿を描いた犯罪サスペンスだ。2020年1月に開催された『第49回ロッテルダム国際映画祭』では審査委員特別賞に輝き、本国の興行では初登場1位を記録している。

キャストでは、『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ映画祭主演女優賞に輝いたチョン・ドヨンが自らの過去を清算しようとする女、『アシュラ』『ザ・キング』Netflix『人狼』などのチョン・ウソンが恋人が残した借金に苦しむ男、『スウィンダラーズ』のペ・ソンウが大金の入ったバッグを拾った男をそれぞれ演じるほか、『王宮の夜鬼』のチョン・マンシク、『MASTER/マスター』のチン・ギョン、『コンフィデンシャル/共助』のシン・ヒョンビン、『感染家族』のチョン・ガラム、さらに『ハウスメイド』や『ミナリ』のユン・ヨジョンらが名を連ねている。メガホンをとったのは、映画会社CJ E&Mに約10年間在籍し、本作が長編デビュー作となったキム・ヨンフン監督。

 


解禁されたのは、チョン・ウソン演じるテヨンが借金取りに追い込まれるシーン。冒頭では、取り立て屋(チョン・マンシク)がボディタッチを繰り出し、優しい言葉遣いで話かけてくるが、テヨンが言い訳を始めるとひょう変。「今度返さなかったらそいつが取り立てに行く」ある男を紹介。さらに、「はらわたが好きなんだ。魚でも人でも、生で食うのが好きらしい」とあおり、テヨンを追い詰めていく。借金の保証人となり絶体絶命のテヨンは、地獄から這い上がることができるのか?

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『藁にもすがる獣たち』は2月19日(金)シネマート新宿ほか 全国ロードショー。

作品情報

映画『藁にもすがる獣たち』
(2020年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/109分/韓国語)
原題:지푸라기라도 잡고 싶은 짐승들
英題:BEASTS CLAWING AT STRAWS
出演:チョン・ドヨン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、チョン・マンシク、チン・ギョン、シン・ヒョンビン、チョン・ガラム、ユン・ヨジョン
原作:曽根圭介「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)
監督・脚本:キム・ヨンフン 製作:チャン・ウォンソク『悪人伝』『犯罪都市』 
撮影:キム・テソン『神弓-KAMIYUMI-』 編集:ハン・ミヨン 音楽:カン・ネネ
レイティング:G   
日本語字幕:福留友子
配給:クロックワークス
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