劇作家・演出家の宮﨑玲奈による新作長編 青年団若手自主企画vol.86 宮﨑企画『忘れる滝の家』の上演が決定
2021.2.3
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青年団若手自主企画vol.86 宮﨑企画『忘れる滝の家』が、2021年3月11日(木)から3月21日(日)まで春風舎にて上演される。
「物語とは何か」を問い続ける劇作家・演出家でムニ主宰の宮﨑玲奈による新作長編。出演者は、天明留理子、新田佑梨、黒澤多生、西風生子、南風盛もえ、山村麻由美、藤家矢麻刀が名を連ねた。本日、2月3日(水)より予約が開始されている。
なお、ムニおよび宮﨑企画は2月1日(月)、これまでの記録映像を無期限で公開することを発表している。2020年の『つかの間の道』やライブ配信『回る顔』前編・後編など、ムニ・宮﨑企画のYouTubeチャンネルにて全作品が無料公開中だ。
宮﨑玲奈コメント
別の世界に漂着したような、今が夢なんじゃないかと思いながら昨年の春からの日々を過ごしています。でも案外、前から同じような気持ちで過ごしていた気もします。お金がなかったり、正直に言えなかったり、偶然に乗っかったり、今という時間の中で沢山寄り道をする人たちの話、別の時間に生きていたかもしれない人々の物語です。時間を回顧するノスタルジーな作品ではなく、今という時間がじわじわ浸透していくような作品にしたいです。
[あらすじ]
遠ざかっていくニホンを海の上から見ていた〈姉妹〉を見ていたカモメ
連絡が来たから付いていくことにしたのが運の尽き、辿り着かないでいる山もしくは森の中の〈二人〉が漕いでいたカヌー
そのへんの棒で叩いた〈わたし〉を変えたヘビ
恥とはなにか。恥と孤独は関係するのか、孤立や寂しさは関係するか、また、愛とはなにか。境界を超えていく、つぎはぎの中で、わたしはそれを、再生したい。
遠ざかっていくニホンを海の上から見ていた〈姉妹〉を見ていたカモメ
連絡が来たから付いていくことにしたのが運の尽き、辿り着かないでいる山もしくは森の中の〈二人〉が漕いでいたカヌー
そのへんの棒で叩いた〈わたし〉を変えたヘビ
恥とはなにか。恥と孤独は関係するのか、孤立や寂しさは関係するか、また、愛とはなにか。境界を超えていく、つぎはぎの中で、わたしはそれを、再生したい。
公演情報
青年団若手自主企画vol.86 宮﨑企画『忘れる滝の家』
■公演期間:2021年3月11日(木) - 3月21日(日)
*受付開始・開場は開演の30分前
*オンライントークイベントを予定。詳細は後日発表。
■会場:アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
■
予約開始:2021年2月3日(水)
料金:予約・当日とも 一般 2500円 高校生以下 500円
*日時指定・全席自由・整理番号付
*未就学児はご入場いただけません
*高校生料金の方は受付にて証明書をご提示ください
■ 取り扱い
青年団
Tel:03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
■お問い合わせ
WEB:muniinum.com Mail:muni62inum@gmail.com
Twitter:@muni_6_2 Instagram:@muni_desu
■作・演出:宮﨑玲奈
■出演:天明留理子* 新田佑梨* 黒澤多生* 西風生子* 南風盛もえ* 山村麻由美* 藤家矢麻刀
*=青年団
空間設計:渡辺瑞帆* 照明:緒方稔記(黒猿) 音響デザイン:SKANK/スカンク(Nibroll)
舞台監督:黒澤多生* 衣装:坊薗初菜* 宣伝美術:出版社さりげなく
制作:河野遥(ヌトミック) 制作補佐:赤刎千久子* 総合プロデューサー:平田オリザ
技術協力:大池容子(アゴラ企画) 制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
■企画制作:宮﨑企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
■主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 協力:黒猿 ヌトミック Nibroll (有)レトル