歌舞伎俳優・中村壱太郎の『上方藝能、おもろいねんで！』第二回を配信　能楽より大槻文藏、狂言より茂山逸平と茂山千之丞が登場

2021年2月25日（木）20時より、イープラス「Streaming+」を使用して歌舞伎俳優・中村壱太郎がMCを務める『上方藝能、おもろいねんで！』の第二回の配信が行われることが決定した。

上方歌舞伎の継承者として期待を集める壱太郎がMCを務める本配信は、東京で生まれ育った壱太郎が、毎回、上方藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒に、その「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブ。第一回は「上方歌舞伎」の中村鴈治郎と「松竹新喜劇」の藤山扇治郎を迎え、道頓堀芝居への熱い想いを、涙あり笑いありのトークで繰り広げ、大好評を博した。

今回、第二回で扱う芸能は「能楽」。ゲストには、能楽シテ方観世流の大槻文藏。そして能楽狂言方大蔵流の茂山逸平、茂山千之丞が登場する。

大槻は、公益財団法人大槻能楽堂の理事長であり、1989年に「卒都婆小町」、98年「檜垣」、07年「関寺小町」を披くなど数々の名曲を手掛け、同時に「刈萱」「鵜羽」「維盛」「敷地物狂」など多くの復曲能、新作能に携わってきた。2016年には重要無形文化財保持者（各個認定／人間国宝）に認定されるなど、大阪を代表する能楽師だ。

逸平、千之丞は、代々狂言方を務める茂山千五郎家の若手として活躍。同世代で狂言ユニット「HANAGATA」（2020 年からは名称を「Cutting Edge KYOGEN」と改めて活動）を結成して、従来の枠にとらわれない形で狂言を上演するなど、注目を集めてる二人だ。

今回の配信では、それぞれの上方藝能への想い、修業時代の思い出話、東京との芸の違いは勿論、上方藝能を担う大先輩から若手・壱太郎へのメッセージなど、ここでしか聴くことができない貴重な話が出ることは間違いない。本配信で、歌舞伎、能楽、狂言の世界をおうちで楽しもう。

第二回配信に向けて 　中村壱太郎コメント 

『上方藝能、おもろいねんで！』ありがとう！！　 第二回、開催決定です！
今回、Zoomトークになんと！ 大槻文藏先生がご登場くださいます！ すごい！ 2回目にして上方芸能の大先輩がご登場くださいます！
そして、普段から公私共にお世話になっており、仲良くさせていただいております茂山逸平さん、千之丞さんも応援に駆けつけてくださいます！
4人でのトークは果たしてどうなることか！？ 　僕もドキドキ……「能楽の世界」
と「歌舞伎の世界」、両者をつなぐ架け橋とは！？　ご期待ください^^