ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』のオンデマンド配信が決定

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舞台
2021.4.16


2021年4月19日(月)〜29日(木・祝) アトリエ春風舎にて上演される、ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』のオンデマンド配信が決定した。

本作はロロの初期の代表作。2020年、新作公演のために25歳以下の俳優を対象にオーディションを行ったところ、100名ほどの若い俳優たちからの応募があり、オーディションでは1名しか選べなかったものの魅力的な人が多いことに希望を感じワークショップを開催。上演を前提にしていなかったが、本公演のキャスティングを想定し、テキストを使って実際の稽古のようにワークショップしたところ、想定以上の手応えを感じたという。

本企画は、中堅と呼ばれる世代になったロロが、次の世代に何かを手渡す活動もしていきたいという想いがあり、コロナ禍で特に若い演劇人たちの活躍の機会が失われている現状を踏まえ、若い世代にスタッフを任せるなど、雇用創出にも取り組んだ。

出演者の最年少は20歳で、演出家と一回りの年齢差がある。ロロが様々な安全を保証する環境の中で、観客の目にさらされ批評される機会や、彼らの今後のキャリアに繋がる出会いを提供しつつ、あくまで“対等”な関係性で創作したいと考えているという。

11年前に書いた戯曲にあらためて向き合い、若い才能たちの力を借りて代表作のリクリエーションに挑む。

また、音楽を担当するNRQのBandcampで、劇中曲を先行配信中。「教室のテーマ」「空と陽炎〜別れのテーマ」の2曲を視聴・購入可能なので、あわせてチェックしてみよう。

ロロ主宰・三浦直之コメント

『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』は、ロロ旗揚げ一年目に書いた作品です。僕が10代のころに読んだり観たりしてきた漫画、アニメ、ライトノベルへの愛情を目一杯詰め込んで書いたボーイミーツガールの物語で、これまで何度も再演を重ねてきました。「独白」と「対話」の間にある「告白」について考えるきっかけになった作品でもあります。でも、現在の僕はこの物語をかつてのように肯定することができません。当時の僕と今の僕とでは恋についての考え方が随分ちがっていて、ここで描かれる男性や女性の姿にどうしても違和感を抱いてしまいます。今回の上演で、その違和感にとことん向き合ってみようとおもいます。かつての自分が書いた言葉に今の自分はどんな風に応答できるのか。オーディションを通して新たに出会った俳優たちとじっくりと考えてみます。 

公演情報

『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』
 
オンデマンド配信
販売期間:2021年4月18日(日)10:00〜5月31日(月)21:00
視聴期間:2021年4月24日(土)10:00〜5月31日(月)23:59
料金:2,500円
*上演を録画し編集した動画のオンデマンド配信です。*購入・視聴にはZAIKOのアカウント登録が必要です。
https://l-tike.zaiko.io/e/itushou

音楽を担当するNRQのBandcampで、劇中曲を先行配信
 
■日程:2021年4月19日(月)〜29日(木・祝) 
4月19日(月)18:30
4月20日(火)14:00/18:30
4月21日(水)休演日
4月22日(木)14:00/18:30
4月23日(金)18:30
4月24日(土)14:00/18:00
4月25日(日)14:00/18:30
4月26日(月)18:30
4月27日(火)18:30
4月28日(火)14:00/18:30
4月29日(木・祝)14:00
受付・開場:開演の30分前 上演時間:約75分を予定
 
■会場:アトリエ春風舎
■料金:
一般:3,500円
U29:2,500円
高校生以下:1,000円(一律)
当日券:各500円増し
※自由席。未就学児入場不可。 ※前売りは、クレジット決済またはコンビニ入金、事前発券が必要です。
※ご予約の変更、の再発行はできません。 ※開演時間を過ぎますとお席にご案内できません。遅れずにご来場ください。
※車椅子でご来場の方は事前に劇団にご相談ください。バリアフリー非対応の劇場ですが、できる限り調整させていただきます。
 
出演:朝倉千恵子 大中喜裕 門田宗大 金井美樹 関彩葉 高野栞
脚本・演出:三浦直之 
音楽:NRQ
 
■特設サイト:http://loloweb.jp/ITUSHOU/  
■企画制作・主催:合同会社ロロ
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