聖徳太子と太子信仰の世界に迫る特別展『聖徳太子と法隆寺』 音声ガイドナビゲーターに杏
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聖徳太子1400年遠忌記念 特別展『聖徳太子と法隆寺』ポスター(チラシ)ビジュアル
聖徳太子の1400年遠忌にあたり、奈良国立博物館と東京国立博物館にて、特別展『聖徳太子と法隆寺』が開催される。このたび、音声ガイドナビゲーターを杏が担当することが発表された。
奈良・斑鳩の地に悠久の歴史を刻む法隆寺は、推古天皇15年(607)、聖徳太子によって創建されたと伝えられている。太子は仏教を中心とした国づくりを進め、冠位十二階や憲法十七条などを制定し、後世に続く文化的な基盤を築き上げた。本展では、法隆寺において護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて、太子その人と太子信仰の世界に迫る。
杏 メッセージ
法隆寺には1400年もの歴史が息づいています。歴史の舞台というと、戦国時代や江戸時代など、400年くらい前のことをよく思い浮かべますが、奈良時代はさらに1000年も昔。想像がつかないほど昔の品々、本展では織物なども見られますが、それらが色鮮やかに今に伝わっている…そこによほどの人の思いが受け継がれ続けているのだな、と感じました。
聖徳太子についても、自筆と伝わる書など、様々なゆかりの宝物を見ることで、その存在を感じられるのでは、と思っています。
1000年以上も昔というと、すごく閉じられているようなイメージですが、すごく開かれていて、大陸から色々な文化が入ってきて、交流があったことが宝物から伝わります。海を越えた行き来は、生きるか死ぬかという時代に、仏教の教えや様々な技術、文化が日本に伝わったという事にも、人の思いの強さを感じます。聖徳太子と法隆寺ゆかりの宝物からそうした思いを感じ、タイムスリップしたような体験ができるのではと、期待しています。
杏 (C)Junko Tamaki(t.cube)
特別展『聖徳太子と法隆寺』は、4月27日(火)から6月20日(日)まで奈良国立博物館にて、7月13日(火)から9月5日(日)まで東京国立博物館にて開催。音声ガイドは所要時間約30分、お一人様1台600円(税込・会場貸出料金)。そのほか、公式アプリ「聴く美術」でも聞くことが可能(有料)。詳細は公式サイトで確認を。
展覧会情報
<奈良展>
開催期間:4月27日(火)~6月20日(日)
〔前期展示〕4月27日(火)~5月23日(日) 〔後期展示〕5月25日(火)~6月20日(日)
開催場所:奈良国立博物館 東・西新館
開館時間:9:30~17:00(土曜日は19:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし5月3日は開館)
観覧料金:事前予約優先制を導入。「前売日時指定券」をお持ちの方が優先的に入館。すべて税込。
<前売日時指定券(ローソン
<当日券(会場販売)>一般2,000円 / 高大生1,400円 / 小中生500円 / キャンパスメンバーズ400円
主催:奈良国立博物館、法隆寺、読売新聞社、NHK 奈良放送局、NHK エンタープライズ近畿、文化庁
問い合わせ:ハローダイヤル 050-5542-8600
公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021
開催期間:7月13日(火)~9月5日(日)
〔前期展示〕7月13日(火)~8月9日(月・休) 〔後期展示〕8月11日(水)~9月5日(日)
開催場所:東京国立博物館 平成館
開館時間:未定
休館日:未定
観覧料金:未定
主催:東京国立博物館、法隆寺、読売新聞社、NHK、NHK プロモーション、文化庁
問い合わせ:ハローダイヤル 050-5541-8600
公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021
【音声ガイド情報】
ナビゲーター:杏
解説ナレーター:三宅健太
所要時間:約30分 ※奈良展、東京展でガイド内容が異なります。
特別収録1:法隆寺管長 古谷正覚ごあいさつ
特別収録2:聖徳太子 1400 年御聖諱法要紹介動画(動画提供:紡ぐプロジェクト)
会場貸出料金:お一人様1台600円(税込)
ガイド制作:アコースティガイド・ジャパン
自分のスマホやタブレットが音声ガイドに早変わり!
音声ガイドはアプリでも聞くことができます。配信期間中なら、いつでもどこでも楽しめます。事前にダウンロードして会場で楽しむのがおすすめです。
販売価格:610 円(税込)
配信期間:2021年9月5日東京展閉幕まで(予定)
※作品解説の内容は、会場レンタル版と同じです。奈良展、東京展でガイド内容が一部変わります。