佐藤健×大友啓史監督×谷垣健治アクション監督で語り尽くす 映画『るろうに剣心 最終章』2部作の副音声上映が決定
(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会(C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
映画『るろうに剣心 最終章』2部作の副音声上映が実施されることがわかった。5月22日(土)から『るろうに剣心 最終章 The Final』で、6月19日(土)から『るろうに剣心 最終章 The Beginning』で、それぞれ副音声上映が行われる。
和月伸宏原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。現在、『ジャンプスクエア』(集英社)にて、最新作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。激動の幕末を戦い抜き、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、逆刃刀を手に仲間たちとともに活躍する姿を描いた作品だ。佐藤健主演、大友啓史監督で実写化されたシリーズは、2012年に『るろうに剣心』、2014年に『るろうに剣心 京都大火編』、同じく2014年に『るろうに剣心 伝説の最期編』が公開。6年ぶりの新作となる最終章は、これまでのシリーズ同様、佐藤健主演、大友啓史監督の体制で製作。動乱の幕末期と明治維新後を舞台とし、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、志々雄真実を操っていた武器商人“縁(えにし)”との戦いが描かれる。これまで、緋村剣心役の佐藤のほか、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介、巻町操役の土屋太鳳、斎藤一役の江口洋介、縁役の新田真剣佑、雪代巴役の有村架純らが出演。『るろうに剣心 最終章』は2部作で、「The Final」に続いて「The Beginning」が6月4日(金)に連続ロードショー公開される。
『るろうに剣心』シリーズ初となる副音声上映は、無料のスマートフォン専用アプリ「HELLO! MOVIE」をダウンロードし、副音声データを事前に入手することで参加可能。本編上映前にアプリを劇場で起動し、イヤホンを装着すると、映像に合わせて音声が再生される。副音声には、主演の佐藤健、大友啓史監督、谷垣健治アクション監督が登場。3名は、撮影当時の裏話など様々なエピソードを語るとのこと。
副音声の収録を終え、佐藤は、「やはり最後の剣心と縁の戦いは、何回観てもどちらにも感情移入して入り込んでしまうので、心が疲れました(笑)。僕が知らない裏話もお二人がしてくださったのでめちゃくちゃ楽しかったです」と振り返る。さらに、「剣心は自分の胸の内に想いを秘めているキャラクターなので、自分なりに“この時はこういう想いで演じていた”という気持ちを話したりしたので、楽しんでいただけたらと思います」とアピール。大友監督は「IMAXや4DX/MX4Dなどアトラクション的な楽しみ方がある一方で、新しい楽しみ方を一つ増やしてくれたと思います。この作品にはスタッフたちが散りばめた色々なものが、宝探しみたいにたくさんあるんです。副音声を聞いて、『るろうに剣心』5作通して散りばめていた様々なことを知り、新たな発見をしてもらいたいです。ぜひこの機会にこの体験自体を楽しんでほしいです」とコメント。谷垣アクション監督は「1回目に見るときはアクションシーンの迫力を堪能していただき、2回目は副音声を聞くことで、アクションをより楽しんでいただける手助けになればと思います。僕らがアクションやそのバックステージについて語ることで、これまで見てきたアクションシーンをより立体的に感じてほしいと思いますし、あの早い動きの一つ一つもはっきり見えてくるはずです(笑)」と語っている。
また、副音声上映決定にあわせて解禁されたスポット映像では、神木隆之介演じる瀬田宗次郎の登場シーンも解禁。片足でリズムを刻む“縮地”を披露しているほか、剣心と背中をあわせる場面も公開されている。