舞台『日本昔ばなしのダンス』コンドルズ・近藤良平とマグナム☆マダム・山口夏絵のコメントが到着
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舞台『日本昔ばなしのダンス』
誰もが知る日本の昔ばなしをダンス仕立てにした、子どもも大人も一緒に楽しめる舞台『日本昔ばなしのダンス』。2021年7月3日(土)に草加市文化会館で上演が決定しているが、本公演の振付・演出を手掛ける、コンドルズ主宰の振付家・ダンサーの近藤良平と、注目のダンスカンパニー・マグナム☆マダムを主宰する山口夏絵より、同公演についてのコメントが到着した。
山口夏絵コメント
山口夏絵 (C)HARU
ーー「日本昔ばなしのダンス」は、既に何度も公演をされていますが、思い出に残る公演や、印象に残ったお客様のリアクション等はありますか?
山口:鶴の恩返しには、絶対に開けてはいけない障子を母親と息子が開けようとする場面があります。2020年の秩父公演で、観ていた子どもさんから「開けちゃだめーーっっ!!!」というお声をいただいたことが、とても印象に残っています。
ーー振付・演出を手掛けられる「つるのおんがえし」の見どころを教えて下さい。
山口:お話の最後のところです。娘(鶴)と息子、そして母親、真実が明かされた後のそれぞれのゆくえを、マグナム☆マダムなりの解釈で締めくくっています。
ーー本公演に来場される方、ファンの方にメッセージをお願いします。
山口:この大変な時期に劇場へ足をお運び下さり、心から感謝いたします。ダンスを観ることが、皆様の心の潤いとなり、良き気晴らしとなればと願います。たくさん笑ってお帰りいただけましたら、この上なく幸せです。
近藤良平コメント
近藤良平 (C)HARU
ーー「日本昔ばなしのダンス」は、既に何度も公演をされていますが、思い出に残る公演や、印象に残ったお客様のリアクション等はありますか?
近藤:子どもと大人が一緒なのは楽しい。そう! それぞれ笑うタイミングが違う。大人しかわからないこと、子どもだからこそわかることなど。いつの時代でも子どもたちは「夢中時間」が訪れると、急にたちあがり、舞台に指をさし場合によっては舞台にあがっちゃう。そういうのがいいですね。海外で公演をしたとき花咲じいさんの犬のポチが死んじゃった時には、大人も子どもも泣いていました。
ーー振付・演出を手掛けられる「かさじぞう」と「てんぐのかくれみの」の見どころを教えて下さい。
近藤:「かさじぞう」は身近なはず! が、今はお地蔵さんも減っちゃいました。ぜひお地蔵さんを好きになってください。きっと町で見守っています。
「てんぐのかくれみの」は、これもまた、僕も本当の姿をみたことがありません。どこかで読んだり、聞いたはなしです。でも、そういう知らない世界にはロマンがあります。てんぐに少しでも興味をもってくれたら嬉しいです。きっと身近なところにてんぐさんは、いるかもしれません。
ーー山口夏絵さんが振付・演出をされる「つるのおんがえし」についてはいかがですか?
近藤:「つるのおんがえし」は繊細なすてきなお話し。とてもやさしい気持ちになれますよ! そして今回は、本番でオマケ! もあります。お楽しみに!
ーー本公演に来場される方、ファンの方にメッセージをお願いします。
近藤:こんな時期ですが、舞台の本番はやっぱり楽しいですよ。みんなで五感をつかって、観て、たのしんでもらえればと思います。
さあ、日本のむかしのお話しのダンス、それはとってもめずらしくて、でも馴染みのある、日本古来のできごとです。観て楽しんで、わからないことは、またおうちに帰ってからお母さんお父さんとお話ししてみてください。ワクワクがひろがりますように。では楽しんで〜。
公演情報
■演目
かさじぞう/てんぐのかくれみの(振付・演出:近藤良平)
つるのおんがえし(振付・演出:山口夏絵)
一般2,500 円
子ども(3歳~中学生)1,500 円
ペア券1 組3,500円(一般1枚+子ども1枚)
※本公演は文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業「JAPAN LIVE YELL project」の助成により実施されます。
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、さいたまアート・フェスタ2021実行委員会、公益財団法人草加市文化協会