ロキと“もうひとりのロキ”が共闘する　マーベル『ロキ』新予告編を公開　　

ディズニー公式動画配信サービス Disney+（ディズニープラス）にて配信中の『ロキ』から、新予告編が公開された。

『ロキ』は、マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作。『アベンジャーズ』などのマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）に登場するヒーロー・ソーの義弟・ロキを主人公とした作品だ。ロキは王位継承者である兄への嫉妬心から、故郷アスガルドの王座を狙うようになった人物で、2011年の『マイティー・ソー』で初登場して以来、時にアイアンマンらアベンジャーズの敵として、時には味方として活躍。変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操るトリックスターとして、MCUの人気キャラのひとりとなった。『ロキ』では、『アベンジャーズ／エンドゲーム』でロキが四次元キューブを手に入れて逃亡した後の物語が描かれる。“時間の流れを守る”組織TVAに捕まり、自身が改変した現実を元に戻す任務を与えられたロキは、時空を超えた壮大な戦いに巻き込まれていく。

TVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに時の流れを乱す犯人を追うロキは、別の時間軸を生きるロキの変異体・シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)と出会うことに。自身と同じアイデンティティを持ち、人を言葉巧みに操る“もうひとりのロキ”シルヴィをTVA乗っ取り計画に利用しようとするロキだったが、一方の彼女も秘密と目的を抱えている模様。互いを全く信用しあわない二人だが、TVAから逃げ出した先の惑星で、隕石による崩壊寸前の危機に陥ることに。生き残るために手を組んだロキたちの運命やいかに。

新たな予告編では、これまでの展開を振り返りつつ、4話以降の展開がザッピングするかのような映像で映し出されている。ロキと“もうひとりのロキ”シルヴィのほか、謎の幼い少女の姿や、メビウスがロキに「望めば何にでもなれる。善人にさえもね」と語りかける意味深な場面も収められている。